子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

死角探偵 空の世界 ~Thousand Dreams~

2011.11.18 (Fri)
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今まで俺がプレイした推理ADVの中でも
惜作中の惜作という微妙なゲーム。
それが「死角探偵 空の世界」だ。
もう死角探偵ってフレーズが厨二臭くて個人的にはたまらない。
ちなみに推理物でクソゲーがしたかったら、
トーワチキが出したFCのシャーロック・ホームズ全二作をやろう。

さてこの死角とは、事件現場やその周辺にいた「誰か」の
過去の視点からその場で起こった出来事を見ることが出来る。
大抵は犯人や被害者からの視点なのだが、
役に立つのはトリックを解く視点であり
被害者から見た犯人そのものが無いのはお約束だ。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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物語の冒頭、主人公の空(くう)は浜辺で目を覚ます。
ドラマなんかで漂流して生き残った人みたいな感じ。
しかし、空はこれまで起こった出来事や自分のことすらわからない。
独り言が多く皮肉も多いが、取っつき難さは無く、お人好し。
死角の特殊能力を持ち、喧嘩も強いチート。
(と言うか人間レベルではない)
ただ、立ち絵ではわかり難いが実は頭頂部から髪をもってきている。
こいつはMハゲだな、俺にはわかる。

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本作で一番謎の存在であり、むしろ明らかに犯人ではないユキヒロ。
神出鬼没、黒猫にも変身できる異質の存在。
公式サイトでは散々な紹介をされていて悪の根源っぽいが、
単に気ままな皮肉屋レベルで、言うほど嫌な奴ではない。
空と似たような雰囲気を持つが、こっちはハゲっぽくはない。

このゲームは謎解きが難しかったり、
コナンみたいにたまたま運に恵まれた犯行や、
超人にしか出来ないトリックがあったりするわけじゃなく、
謎が分かっているのに、ほとんど似たような選択肢を4つも選択し
総当たり式に当てないと解けないシステムが
難易度を激高に上げている理由だと思う。

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教えたくないのに嫌々ヒントを書かされた感が漂っている。
例えば一話の「盗みの犯人が○○」と
「○○は盗みの犯人」の違いがよくわからない。
ほんと攻略wikiにも頼りたくなる、って言うか頼った…

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全三話で、そのうち一話は探索メインなためボリュームは薄い。
有名ピアニストの夕葵風行の死にまつわる
人間関係とその娘達の物語が主軸。
システム的にはアレだけど、話もキャラも声優の演技も良かった。
個人的に一話の犯人にも同情できるし、
三話の犯人の狂信的な二面性も結構好きだったり。
総合的に俺はそれなりに楽しめたけど
やっぱ締めのもう一話欲しかったな。
ちゃんと話を完結させなかったのはやはり残念だ。

真犯人は○○でいいよ。
むしろそれ意外だと新キャラが黒幕って展開になりかねないし、
職業から言って睡眠薬くらいは簡単に手に入るだろう。
公式が言わない限りは他に無いような気がする。
実はユキヒロが魔力で殺したとかだったらむしろ感心するw
まぁ続編を作る気があっても、結局出ないなんてのは多いけどなw

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
2
4
2
55
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)