子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

BAYONETTA

2016.06.01 (Wed)
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「スタイリッシュ・アクション」で名を馳せたDMCの製作者である、
神谷英樹氏の手がけた3D・ACTで、
こちらは「クライマックス・アクション」と銘打つ作品。
本作の主人公ベヨネッタは数百年前に天使と戦った魔女の一人で、
20年前に湖底の棺から復活したという経緯を持つ。
蘇ったベヨネッタは自分に魔女の力があるということと、
ビッチパフォーマンス以外、何も覚えていないどうしようも無い状態。
ヨーロッパの辺境ヴィグリッドを訪れたベヨネッタに
光と共に空から舞い降りた天使達は執拗な攻撃を繰り返す。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>ベヨネッタ レビュー
主人公ベヨネッタの基本スタイルは両手両足に銃を装備し、
銃撃と体術を同時に繰り出す全身これ武器の格闘術バレットアーツ。
その他にも刀や爪など、様々な武器を巧みに扱うことができる。
各ボタンにはパンチ、キック、特殊アクションが割り振られており、
それらの組み合わせで多種多様なコンボを生み出すことができる。
勿論、武器ごとにモーションが作られているので、
武器が変われば違ったアクションを楽しむことができる。

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本作の特徴であるウィッチタイムは、
敵の攻撃をギリギリで避けると発動し、画面が暗転。
一定時間周りの動きがスローになって一方的に攻撃できる。
主人公の回避能力も高いので比較的攻撃も避けやすく発動しやすい。
強敵もこのテクニックを使えば華麗に倒せると言うより、
謎解き要素にもこれを用いたものが多く、
ほぼ必須のシステムなので頻繁に狙っていきたい。

そしてコンボ中にダッヂオフセットという操作を入れ込めば、
コンボ中に敵の攻撃を回避してもコンボルートを継続でき、
最後まで出し切ることが可能。
この手のゲームはパンチとキックの組み合わせでコンボが発生するが、
長いコンボルートだと敵に邪魔されて、
最後まで出し切れないケースに陥りがちだった。
大抵、発生が早くコンパクトなものだけに攻撃方法が限られてしまう。
しかしこのベヨネッタでは、いつでも回避が可能で、
コンボの最後の方にはウィケッドウィーブという、
範囲と威力とコンボボーナスに優れた攻撃が出るので
最後まで出し切ることが重要な要素となってくる。

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魔力が一定以上溜まり消費することで拷問器具が出現し、
ドSとばかりに責め上げるトーチャーアタックはグロいのにユニーク。
そしてボス敵に対し、ここぞというクライマックスで繰り出す、
特徴的な黒い髪を触媒にした大魔獣召喚など、
魔力を膨大に消費する場面では服が脱げることから、
制作者である神谷英樹氏は「隠れエロス」と証している。
もしやムッツリスケベなのだろうか?
とにかく斬新なビジュアルの攻撃は見た目的にもインパクト大。

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また、BGMもよくある激しい曲調や壮大なオーケストラだけではなく、
大人の女性らしいオシャレな雰囲気の曲で、
なおかつ戦闘シーンとして違和感の無い状況を作り出しているのは
並大抵のアイディアではないな、と思った。
セガの往年の作品からも何曲か抜粋されており、
良い意味で悪ふざけなベヨネッタの世界観に取り入れられている。
エヴァでお馴染みの「Fly me to the moon」のアレンジ曲も良い。
天使が敵というコンセプトもエヴァに似ているけど、多分気のせいだ。

ライフと魔力の最大値を上げるアイテムは存在するが、
基本的にプレイヤーが学習して上手くなっていくタイプのゲーム。
何度も同じところで倒されてはうーんと唸りチャレンジして、
どうにか敵を倒せた時の感覚は嬉しいような悲しいような…
ライフと魔力の最大値を上げるアイテムは存在するが、
基本的にプレイヤーが学習して上手くなっていくタイプのゲーム。
ただ、神谷氏の作品は意外と親切設定なので、
攻撃と回避を自動で行うイージーモードとベリーイージーモードがあり
ACTが苦手な人でも楽しめる内容に仕上がっていると思う。

…とまぁ、まるで須田ゲーの完成型のような内容だが、
問題点が多いのも事実で、楽しませる気配りが足かせになっている。
本作にはレースとスペースハリアーなSTGステージが存在するが、
どこかセガエイジスのリメイクっぽい粗い作りの上に、
1チャプター丸ごと使っているので苦痛でしかなかった。
過去にDMCでも似たような失敗をしており、
この手のジャンルは苦手分野なのかもしれないが、
やりたいことは分かるだけに凄く勿体無く感じる。

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また、初見殺しのQTEが多いのも気になった。
ムービー画面に入り、戦闘終了だと思ったら、
画面下部にいきなりコマンド入力が表示され、
2、3秒ほどでいきなりゲームオーバー。
とにかく文章にするのが億劫なほど理不尽な展開が多く、
プレイヤーはジョジョのポルナレフの某状態になること受け合い。

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更にPS3版は箱版と比べて攻撃の当たり判定が微妙シビアになっていて
本作をどちらも持っている猛者の検証によると
PS3版のヒット率は激減してしまっているそうで
本作は単純に攻撃力だけではなくコンボやリザルトにも影響するため
PS3版の難易度は箱版より一回り難しいものとなっている。
横スクや縦スクのSTGや、骨のあるマニアックなACTで
瞬発力を高めたコアなゲーマーが多い箱版は優しく、
初心者から上級者まで様々な層のプレイヤーの多いPS3版の方が
難しく設定されるとは何とも皮肉なことだろうか。

総評すると、ベヨネッタの好き嫌いは勿論、ゲームに何を求めるか、
どこまで許容できるかで大きく評価が変わると思う。
PS3版も追加パッチによりHDDインストール機能が付けられ、
長く頻繁なロード時間は解決されている。
(勿論PS3がインターネットに接続出来るようにする必要がある)
まぁ上記の問題により、箱版にする方が無難だろうが、
今ならWiiUで発売されている2に1が同梱されているし、
何より事実上、ベヨネッタ2はWiiUでしかプレイできない現状なので
ここは、次に実を結ばせるためにもWiiU版の購入をオススメする。
…と、WiiUを持っていない俺が言ってみる(´・ω・`)

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
4
5
2
3
3
63
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)