子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

カルディナルアーク ~混沌の封札~

2016.05.13 (Fri)
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IFのネバーランドシリーズを舞台とする、
独自の世界観から構成されたトレーディングカードゲーム。
第3世代に当たるスペクトラルソウルズの外伝的な作品である、
学園都市ヴァラノワールのスピンオフというマニアックなゲーム。
主人公のガラハドはヴァラノワールが初登場であり、
勇者志望だった賭け事の好きな青年。
その時の存在感や活躍度を例えると、ドラゴンボールでは天津飯、
北斗の拳ではアイン、聖闘士星矢ではアルデバランみたいな感じ…
そんな彼が抜擢されたのはカードバトル=賭けという概念だろうか。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>カンニング 中島忠幸 妻子供
本作はボードゲーム型のターン制の陣取りSLGで、
プレイヤーはドミネーターと呼ばれるカード使いとなり、
対戦相手となるドミネーターを撃破するのが目的。
ドミネーターはシステム上はユニット扱いだが、
カードによって召喚されることはなく、最初からボード上に配置され、
デッキからスペクトラルカードを選択し戦局を有利に進めていく。

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スペクトラルカードはユニット、スペル、ベースの3種類で、
30枚のカードを選択し、1つのデッキとして構成する。
ファンタジーでおなじみの職業や魔物からIFの定番ひよこ虫、
ネバーランドの世界観に準じるシンバやドウムの兵士なんてのもいる。
ユニットは能力値とスキルが設定されている主力となる存在。
スペルカードは対象ユニットに様々な効果を及ぼす。
ベースカードは広範囲にかけて自軍の援護を行う。

本作の最も重要なシステムであるコンクエストは、
カードの使用条件であるコスト制に該当する。
ユニットが移動するとそのシンボルカラー(青or赤)に土地は変色し、
そのドミネーターの支配地となり、その数の分だけコストを得られる。
例えば5マス支配していれば手持ちのコスト5以下のカードが使える。
更にコンクエストを増やしていけば、
コストが高く強いユニットを召喚できる。
ただ、ユニットをマップ上に維持するためのコストも必要なので
自分のコンクエストを敵に奪われてコストが足りなくなると
ユニットを消去しなくてはならない。
逆に敵の支配地を占領すれば一発逆転が狙えるという仕組み。

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基本的にユニットの召喚は自軍ユニットの隣となるが、
敵の支配地ではない場合に限り、
ユニットの属性と土地が持つ属性が一致していると
どんなに離れていてもその場所に召喚することができる。
これを利用すると奇襲に使えたり、
コンクエストを飛躍的に増やすことができる。
更にユニットと支配地の属性が一致すれば、
その間のユニットのAPとDFは1ずつ上昇する。

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戦闘モードではスペルカードを1枚使用することが可能で、
お互いの攻撃を行ってからダメージの計算に入る。
ただ「先制攻撃」のスキル持ちのユニットに限り、
相手のHPを0にできれば反撃を喰らうことなく勝利することができる。
ここら辺のシステム周りはカルドセプトと同じだな。

攻略だけど、上記のコンクエストの重要性から
移動力が高く、低コストのユニットを何枚か入れて土地を確保。
オススメとしては、毎ターンにコストボーナスが入る「盲信」、
倒された時にドミネーターのHPを回復させる「癒やしの宿命」、
AP4以上の攻撃を無効化する「大振りの見切り」などの
スキルを持つユニットを入れればかなり安定する。

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そして「思いがけぬ来客」のスペルカードを3枚ほど入れる。
このカードは対象者の手札を5枚にする効果があるのだが、
本作は毎ターン1枚しかカードが補充できないので
戦闘が後半になると敵もこちらもコストはあり余るのに
ユニットを出せないという状況になりがちのため非常に重宝する。
しかもレアでも何でもないカードなんで入手も容易。

更に、ネバーランドの神々の力が宿る封神札というスペルカードに
自軍のユニットの移動力を1上げる「メルセドアの翼」や
2倍のソウルを得られる「イプシロンの加護」があるので、
この2枚をストックしておけば負けることはまず無いだろう。
てか、この2枚は序盤から中盤のイベントで手に入るんだけど
これほどチートなカードって、ラスボスが所持していたり、
クリア後の特典とか、そういうバランスだと思うのだが…

それを差し置いても、やはりCPUの思考の弱さがダイレクトに伝わる。
カルドセプトではネタカードなんて入れると明確な弱点になるが、
本作では半分くらい好みのカードにしても全然大丈夫。
好みのハーレムデッキで十分対応できる。
自由度は広がるけど他のTCGをプレイした人は物足りないだろうな。
それと声優はかなり微妙。
棒読みはデフォとして、シャイアはヘリウムを吸った人みたい。
この人達が誰なのか分からないけど社員と言われても驚かないレベル。

総評すると、IFのゲームにしては無難にまとまったと思う。
ヴァラノワールがとんでもないクソゲーだったので身構えてた。
さすがに神ゲーであるカルドセプトと比較するのはキツいが、
この手のジャンルに多いCPUにイカサマされてる感は無い。
また、キャラデザインを手がけている為重英子氏のイラストが秀逸で
これのおかげでカードを集める楽しさを見出せた。
さすがクリスティ・マークス似というだけのことはある(関係ない)
予断だが、物語の主軸に当たるスペクトラルソウルズや
その後を描いたブレイジングソウルズはそれなりに評価されていて、
俺も好きだったりするんだよねぇ、ネバーランドシリーズ。

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はりつめた~弓の~ふるえる弦よ~…

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グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
3
3
3
60
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)