子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣

2016.01.09 (Sat)
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FEは西洋の中世をベースとしており、キャラクターは勿論、
戦いの時代背景から各国の個性が秀逸で、
独自の世界観を築き上げている戦記物としても有名。
複数のユニットをフィールドに配置し、
それらを移動させ戦闘していくSLGの基本要素と、
各キャラクターが成長するRPGの要素を兼ね備えた内容から
今でも高い支持と根強い人気を有している。
そして本作は俺が初めてプレイしたSRPGであり、
焦燥感と挫折感が入り乱れる作品でもある…

本作の舞台となるアカネイア大陸は、
100年前にアリティア王国のアンリが神剣ファルシオンで
暗黒竜メディウスを討伐し、平和な時代を迎えていた。
しかし、復活したメディウスが悪の司祭ガーネフと手を組み、
周辺国を従え、アカネイア王国に侵略を開始する。
アンリの子孫であるアリティア王国のコーネリアス王は、
アカネイア王国の援軍に向かうも同盟国グラの裏切りにより敗死。
コーネリアス王の息子であるマルス王子は祖国から脱出し、
大陸の西側にある辺境の島国タリスに落ち延びる。
兄妹同然に育ったタリスのシーダ姫から
城が海賊に強襲され救いを求められる場面から物語は始まる。
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最初は数少ない配下とともに
敵陣を突破して行いかなくてはならないが、
プレイの進行にともなって仲間は増えていく。
単純な勧善懲悪ではないため不本意ながらも
敵側に与している人物もおり、特定の人物で説得可能という、
特殊な条件の元、仲間になる人物もいる(〃ω〃)

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FEにおいて一番有名なシステムが死んだキャラは復活しないこと。
仲間になるキャラは有限であり、死亡したからといって
プレイヤーの都合で補充することはできない。
(DS版では上記の点が変更され賛否両論の嵐となった)
本作ではゲームの最終マップ直前にオームの杖で
一度だけ復活させることはできるが当然そんなのに依存できない。
そのため、例え有利な戦況であっても迂闊なゴリ押しや、
油断が文字通りの命取りになるという緊迫感を生み出している。

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キャラのパラメーターはRPGのように表示され、
レベルアップ時に能力の成長値がランダムで決定されるので
例え現在値が低くても補正は行われない。
強いキャラがそのまま能力値のカンストを起こすこともあれば、
弱いキャラがいくらレベルが上がっても
大して数値は変わらなかったり。
プレイごとにキャラのステータスは変動する。

SFC版とはほとんど成長率の差は無いらしいが、
自分のリアルラックが落ちているせいだろうか、
ドーガとゴードンが全くというほど成長しなかった。
しかもドーガはクラスチェンジ出来ないし。
シーダの力ももっと成長していたような気がするんだけど…

ただ、能力値を上げられるドーピングアイテムの価格は、
SFC版の1/4程度の金額で買えるために
主要キャラの強化は勿論、能力が伸び悩んだキャラや、
ずっとベンチを暖めているキャラの補強も気軽に出来る。
だから皆も安心してジェイガンやリフを使いまくろう。
(成長するとは言っていない)

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…毎回ミディアを育成しているのは俺だけでいい。
中途半端とか、中古とか、イラナイツとか酷い…(´・ω・`)

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戦闘モードに移行すると、能力値はなぜかバーで表示される。
相手の攻撃が武器なら守備力で、魔法なら魔防で対応。
理論上は単純な引き算でダメージの値は分かるはずだが、
SFC版と違って双方の攻撃力と攻速が分からず、
攻速が1でも上回れば追撃が発生するとんでも仕様と相まって
思わぬ追撃を喰らうことが多々ある。
本作は序盤から敵が必殺を放ってくるし(自分は2章から)
必殺値加算の武器を持った敵も少なくないため、
どうしても戦略以外の運の要素を排除しきれなくなっている。

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そう言えば、マムクートととの対戦で思い出したんだが、
SFC版の防御力無視の固定ダメージと違って、
相手の防御力の影響を受ける仕様だったんだな。
その上、間接攻撃は出来ないのでアーマーナイトみたいな感じ。
魔竜は魔法攻撃を封じてくるが、
SFC版から魔防が高い魔竜に魔法攻撃する選択はあまり無いしな。
基本的にSFC版より難易度が高いゲームなのだが、
マムクートだけはあまり怖くない。
てか、こちらもチキが育たないんだけど。

結局はFC時代のゲームだけあって、ゲームバランスはそれ相応。
確かに親切設計とか快適性だとか、ゲームに重要な要素だと思うし、
SFC版があらゆる面で順当な進化を遂げているので、
わざわざ本作をプレイする意義なんて無いかもしれない。
でも、やっぱり初めてプレイしたSRPGなんで思い入れがね。

小学生だった当時、友達が「これどうにかしてくれ」と
自分の家に持ってきたのがプレイするきっかけだった。
俺は友達の中では一番ファミコンが上手いという評価だったが、
ジャンルやシステムともに知らない俺はジェイガンを中心に進軍。
3章のナバールにカインとアベルを倒されるが、
ジェイガンによりナバールを撃破。
4章のマリクのいる村を盗賊に破壊され、
5章のウェンデルを「倒せない」という状況で詰むという…
でも友達は「この面、初めて見た!」と目を輝かせていたんだ。
…もうなんだか色々な意味で書くのが悲しくなってきた。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
3
4
4
71
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)