子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

ゴジラ:トレーディングバトル

2015.10.17 (Sat)
東宝特撮怪獣が総出演するトレーディングカードゲーム。
ゴジラシリーズを主軸に「モスラ2」までの怪獣や兵器が登場。
ゴロザウルスやバラゴンにガバラ等々、やられ役怪獣も網羅。
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<タグ>バトルスピリッツ
フランケンシュタインの兄弟怪獣サンダとガイラ、
南海の大怪獣ゲゾラとガニメとカメーバや、
卑猥な形の宇宙大怪獣ドゴラも参戦。
更に本作のために作られたオリジナル怪獣も複数登場で
東宝のサービス精神と意気込みを感じ取れる内容だ。
ゲゾラとドゴラって、なぜかFCのゴジラにも出てたよな…

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プレイヤーはデッキの中から手持ちのカードを出し合い、
怪獣使いとなって戦いを繰り広げることになる。
基本的なゲームの流れは先攻後攻をコイントスで決め、
先攻は怪獣カードを3枚、拠点カードを3枚場に配置出来る。
後攻は不利なシステムを踏まえて、拠点を1枚多く配置できる。
この拠点とは怪獣を召還するためのコスト源のようなもので
配置または占領するほど怪獣をたくさん召還できるようになる。

初期配置→配置フェイズ→先攻の拠点攻撃フェイズ→
後攻の拠点防御フェイズ→戦闘フェイズ→拠点攻略の有無。
その後は攻守交代となりカードを自動的に2枚ずつ引く。
陣取り合戦の要領で、相手の拠点を破壊または占領するか
ステージ上に存在する相手の怪獣や兵器を全て倒せば勝利。

メインデッキは10から40枚まで選択可能で
これは怪獣カード、拠点カード、イベントカードが含まれる。
バトルデッキは30枚まで選択可能で
これにはバトルカードのみ含まれる。

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怪獣カードには様々な情報が記載されており、
カード左上から攻撃力、隣のカラー表示は属性、
隣の数字は反逆値で怪獣を召還するためのコストのようなもの。
カードの左下から防御力、レベル、HPとなっている。
レベルは継続されるが強さによってコストも比例する。
怪獣の説明文の下にある記号は怪獣のタイプと形態で
海洋タイプ、地底タイプ、宇宙タイプ、飛行タイプなどあり、
配置や攻略可能な拠点がこれにより決められ、
タイプは大まかに怪獣、兵器、怪獣兵器の3つに分類される。

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戦闘フェイズでは通常攻撃と特殊技を行えるが、
通常攻撃は相手の防御力でほとんどダメージが通らず、
特殊技は自分のHPを消費して攻撃するために
怪獣が弱っていると使えないし、倒される確立も高くなる。

それを支援するのがバトルカードで
攻撃力に補正を加える上に、特殊効果を与えるカードが多く、
「ばく進」は「パンチ」「チョップ」を無効にしたり、
「キック」は「ボディプレス」を無効にする。
腕や脚による攻撃は勿論、羽や尻尾による攻撃方法がある。
バトルカードは必須と言える重要な要素だが、
該当する部位を持つ怪獣じゃないと使用できないので注意。
腕と脚の表記の無い怪獣は結構癖が強く、
ハサミや触手は腕や脚扱いされないので攻撃が限定される。

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逆にメカゴジラ系やモゲラ系などの怪獣兵器は
各部位の他にもミサイルとレーザーが使用出来るので
どんなデッキにも組み込める万能型なのでオススメ。

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ストーリーモードは「怪獣島の少年」と「Gフォースの鷹」の2つ。
チュートリアル無しでいきなり戦闘が始まるが、
どちらも初戦がニューヨークで始まり、
本作の目玉であるGODZILLAが敵として登場する、、、2体も…
はっきり言って、最初がかなり難しい。
デッキ編集が出来ないし、怪獣島の少年のデッキには、
サンダやカマキラスなどのGODZILLAのレベルアップの
養分にしかならないようなのが入っている。
(本作はレベルアップするとHPが全回復する)
相手に攻めさせて有利なバトルカードをぶつけるか、
モスラ(幼虫)やゲゾラ、クモンガで縛り効果の特殊技をかける。

Gフォースの鷹は兵器をたくさん召集して
相手の陣地を狙っていけば良いので意外と楽だった。
確かに兵器は怪獣に比べて紙装甲で使い捨て感があるのだが、
コストは低く、バトルカードの威力が破格な上に、
レーザーとミサイルの2種類がほぼ全ての兵器に互換性がある。
また、これらが使用可能な怪獣兵器もデッキに組み込める。
ストーリー的には前者からプレイした方が良いけど。

上記のストーリーモードはシナリオ選択は出来ず、
一度クリアするとそのデータでは繰り返しプレイ出来ないので
必然的にデュエルモードを選択することになる。
各々のマップで対戦相手を選択してのレベル上げが基本。
ただ、ストーリーモードより強い相手がほとんどな上に、
勝利後、最大でも3枚しかカードが手に入らない。
このモードでは手に入るカードは
画面左下のカード表示で分かるので
目当てのカードが無いならリセットした方が良いかも。

それでも、どちらのモードも攻略できずに詰まった場合は、
メモリーカードに2つのデータを用意する。
同じデータではトレード出来ないので注意。
それで片方のデータに強力なカードを集めて強化する。
捨てデータはあらかじめコピーしておけば戦力の低下は防げる。

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(ジェットジャガーって、やたら集まるんだよな…)
ちなみにトレードは1度に双方1枚ずつしか交換できず、
セーブとロードを頻繁に繰り返し、一連の動作に2分弱かかる。
もう少しなんとかなんないのか…

総評すると、初心者を取り込もうとする姿勢はあまり見られず、
インターフェース面でもう少しプレイしやすい環境を
作った方が良かったのではないかなと思った。
なんだか悪い部分ばかり掘り出す感じになったが、
自分がプレイしたゴジラのゲームの中では一番面白かったし、
純粋にSLG・TCGとしての質は高く、非常に楽しめた。
ゲームの性質上、何かしらの類似のゲームに慣れている人向きで
じっくりと考えたり、戦略を練るのが好きな人、
ゴジラとSLGが好きな人であれば必ず満足できる作品だと思う。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
3
4
5
77
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)