子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

ギルティギア イグゼクス

2014.08.08 (Fri)
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ギルティギアは大半がACからの移植が多い格闘ゲームにおいて
完全オリジナルのコンシューマーゲームとして発売され、
そのキャラクター達のビジュアルと世界観が話題を呼び、
当時、下降気味にあった2Dの格ゲー界の注目の的となった。
更に話題を集めるだけではなく、
腐女子という新たなファン層の獲得にも成功した。

どのキャラも何となく鼻に付くほど個性的な上、
確信犯レベルに狙いすぎなキャラも多いため、
好き嫌いは大きく分かれることになった。
本作は男の娘や椎名林檎まで新キャラとして登場している。
ちなみに自分は初代を大学時代の友達が持っていて
30分くらい対戦したのだが、
イケメン祭りに辟易して興味を失ってしまったのだ。
その後、本作を買うことにしたのは
当時、レビューサイトで評判が良かったので興味が沸いたからw
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>福岡 旧姓 船山晶子
元々、2Dの格ゲー自体がほぼ研究し尽くされたため
意外とシステム的に斬新な点は少なく、
2~3段ジャンプ、ハイジャンプ、ダッシュ、空中ダッシュ、
ガドリングコンビネーション=チェーンコンボ、
デッドアングルアタック=ガードキャンセル、
ダストアタック=エリアルレイブなど、
名前こそ違え既存のシステムを多数拝借搭載している。
そもそも数ある格ゲー全てが、全く違うシステムなんて
出来るわけないのでそこは批判の対象にはならないと思う。

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そんな中、このシリーズの特徴的なものと言えば
やはり一撃必殺技だろうか(今となっては珍しく無いが)
ヒットすれば一撃の元に相手をKOする超強力な荒技で
D以外の全ての攻撃ボタンを同時押しして、
画面が暗転後、テンションゲージが一撃必殺ゲージに変化。
その間に特定のコマンドを入力すると発生する。
出が総じて遅い上に画面が暗転(モロバレ)するので、
実戦で決めるのはコツがいるが、決まった時は気分爽快。

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また全キャラ共通の中段技のダストアタックは
地上でDを押すだけで出せるホーミング技で、
ヒットした後は相手が大きく空中に投げ出され、
その瞬間にこちらもジャンプすると背景が赤くなるので、
その間にキャンセル可能な空中コンボを叩き込める。
これが当たり判定後の反動も付かないので、
通常技すら叩き込み放題なので結構エグい楽しい。

逆に、本作から加わった新システムは空回りしている気がする。
初心者救済と銘打ち、無敵になり相手の攻めを切り返す、
サイクバーストは外した時のリスクが大きく、
とりあえずぶっ放すという使い方はできないし、
技の隙をなくすフォースロマンキャンセルは
初心者には到底使いこなせないものに感じる。
結局は中級者が上級者の攻撃を凌ぐレベルに留まった気がする。

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ストーリーモードはフルボイスによるキャラ同士の会話の後に
対戦が始まる直前に戦闘演出が入り、
プレイヤーや相手の体力ゲージが減少することもある。
格ゲーにしては世界観や人間関係に非常に力が入っているのだが
その反動でガチガチの続編物となっており、
前作、前々作をプレイしていないと
あまり意味が分からないものとなっている。
前作のラスボスのディズィーが、
ジョニーの空賊団に馴染み始めていたり
個人的には非常に感慨深い(プレイ順は逆だったが…)

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更に、ストーリーはエンディングまで名キャラ3つずつ分岐する。
ザッピングまでしている手のこりようで、
敵として登場するキャラの立場や状況が分かる仕組みは面白い。
ちなみに、分岐の条件は、一撃必殺技で勝利、30秒以内で勝利、
ノーコンティニューでクリア、特定のキャラのエンディングなど
簡単には見つけられないものばかり。
とりあえず一撃必殺技での決着は試しやすいので
そこから狙ってみると良いかも。

総評すると、滑らかに動くキャラに躍動感のある音楽と
視覚、聴覚的にプレイしていて非常に心地良い。
基本的に攻めている方が強いゲームなので
どのキャラも戦い方次第で一概に強い、弱いが言えない。
戦術的にどうしても不公平な組み合わせが存在してしまうが、
そういったキャラ性能の差を
プレイヤーの技術や読みでカバーする楽しさや魅力がある。
今も続編やその派生が作られていることを考えると、
このシリーズは大成功したと言っても過言ではないだろう。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
4
4
3
4
4
76
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)