子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

バトルコマンダー 八武衆・修羅の兵法

2014.07.27 (Sun)
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バトルコマンダーは迷言、珍言集としても名高いSLGで、
当時としては珍しいリアルタイム制を採用しており、
戦闘も内政も並行にこなしていく。
初プレイ時は小学生の時で、ポピュラスより前に
プレイしていたから、俺にとっては人生で初めてのRTSだと思う。
そしてプレイ中に起こる様々な怪奇現象に「バグか」で納得し、
見なかったことにしてプレイしてしまうのがバトルコマンダー。

当時はガンダムとウルトラマンと仮面ライダーがコラボして、
くにおくんばりに戦ったりスポーツしたりする、
コンパチヒーローものが流行っていた。
本作ではガンダムシリーズのよる機動族、
エルガイムとドラグナーによる日出族、
マジンガーやゲッターロボによる魔神族に分かれて戦う。
ちなみにスパロボと違って種族間に敵味方は区別されていない。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>猪又亮 試合結果 0勝3敗
本作では、1人の指揮官と3人までの兵士または
特殊ピースによって編成されるユニットが行動単位となっている。
一度に編成できるユニット数の上限は8。
各ステージには敵指揮官を一定以上倒すことや、
敵軍のGHQ(本拠地)を占領するなどの勝利条件が設定されている。
自軍のGHQが占領されるか最高指揮官が死亡すると敗北となる。
いつでもセーブできるが、セーブ箇所は1つしかないので
使いどころを間違えると詰むので注意。

副題の八武衆とはユニットのクラスのことで、
ファイター、ナイト、ガンナー、マリナー、
フライヤー、ステルサー、ウィザーディー、ナースの総称。
ファイター以外は各々に特化したスキルがある。
編成や訓練画面で切り替えることにより
この中から新兵のクラスを選択することができる。
新兵はマップ画面でロードをせずに10分ほど経つと徴兵できて、
その際のガチャポンスロットが半熟ヒーローみたいで楽しい。

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まぁ正直、ナースを部隊数分用意しておけば、
後はどのクラスに好きなように設定して良いと思う。
ズゴッグやカプールなんてマリナーにするしかないじゃないですか…
それと部隊の移動スピードは編成されたメンバーの中で
一番足の遅いユニットが基準となるので、もうどーにでもなーれ!!
…そんなに足が遅いとか、お前らは柔道部員かなんかか?
頭がデカい分、無駄に太い首しやがって、長嶋一茂か、お前は!?

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…結局、職業よりも個人の能力差が多くを占める気がする。
どうしても武器の射程が物を言うゲームなので。
魔神族が弱いのは多分このせい。
どうしようもないジオングをフライヤーにして敵に突っ込ませると
ちょっとだけ使える気になるが多分気のせいだ。
それとF91とマジンガーZは運勢が20なのに
なんでエルガイムMk2だけ運勢が4なんだろう…
原作を考慮したのか、女2人を泣かせたのがいけなかったのか…
そしてサザビーの運勢が1なのはまぁ仕方ないね、ロリコンだし…

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SLGとしては大勢の敵から逃亡するミッションなんかは熱いが、
基本的に、まばらに攻めてくる敵を迎え撃ってから攻める感じ。
市街地とか急いで占領しに行かなくてもいい。
FEのように仲間になるとか無いし、いつでも奪い返せるし。

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本作は敵が索的範囲に入るか、ダメージを与えないと
画面上に敵のユニットのシルエットが表示されない。
安全策としては広範囲を攻撃できる地点兵器を持つユニットで
ギュネイばりに「そこだッ~!」と進軍ルート上を攻撃し続ける。
敵の姿が見えたら射程に入り次第、次々と地点攻撃。
地点攻撃の巻き添えを喰いそうな場所まで残存兵が接近したら
通常攻撃に変更し、戦闘後はまた偵察用に地点攻撃を続ける。

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一番確実な攻略法は戦闘中のユニットにカーソルを合わせて、
Xボタンで見られる3Dライクなサイド・ヴュウ(説明書より抜粋)で
自機が攻撃→キャンセル→自機が攻撃→キャンセルで
一方的にダメージ与え続けられる。
これでラスボスもノーダメージで倒せたような気がする。

…浮かぶのは勝つためだけの作業的なつまらない戦略ばかりで
今すぐ燃料の切れそうな空セットでも装備して
崖の奥へと飛び出したくなる気分になったり、ならなかったり…
吐いて出るのはため息ばかりといった感じで
「どうしたらいいのか」と心の中のエミィに訊ねようが、
あくまで俺だから「つまらない大人になったのね」と
返ってくるのみで、何も良い思考は浮かんではこないね。

総評すると、ショボいグラフィックとBGM、面倒なシステムと、
キャラゲーとしては致命的な問題が多い作品で、
オリジナリティが間違った方向に進んでしまったようだが、
なんとかして違うものを作り出そうとした心意気は伝わってくる。
当時のSFCユーザーの年齢層や趣向を考えなかっただけで、
おそらくは時代を先取りしすぎたのだろう。
本作をプレイした第一印象は正直微妙で、
子供ながらに(´・ω・`)という気持ちになってしまった。
総合評価は低めですが、ゲームとしての質は決して低くはないです。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
2
2
2
3
3
51
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)