子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

KILLER IS DEAD

2013.10.04 (Fri)
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21世紀の大人達に贈る、愛と処刑(コロシ)の須田ゲーらしい(´・ω・`)?
主人公のモンド・ザッパは国営の殺し屋事務所に所属し、
スーツ姿に日本刀、左手は様々な武器に変わる義手、
月と死がキーワードという厨二設定ながらも
外見だけが特徴になってるキャラじゃなくて普通にカコイイと思った。

ノーモアヒーローズのトラヴィスは、
さほどアニオタでもないのに、やたらオタクだと主張する、
エセオタ芸人のような印象だったけど
本作のモンドはバカな場面でもクールかつ紳士に徹するため
それが逆に滑稽に感じてツボだった。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>キラーイズデッド レビュー
また発売前からごく一部で話題となった、
けいおんの唯と性格、外見、中の人まで一緒という、
やっちまった感が半端無い助手のミカだったが、これがイイ!
モンドのライフが尽きた時に上空からヒップアタックで舞い降り、
モンド叩いて蘇生させるミカドンドンには笑ったw
おかげでやられてもイラッとしない珍しいゲームだ。

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主要メンバーや殺しのターゲットだけではなく
依頼者も癖のあるキャラが多く、
「耳を奪われた女」の依頼者の某シーンは「おわっ!?」っとなった。
ミカはともかく、モンドやヴィヴィアン、所長が驚く展開は新鮮。

…とまぁ、雰囲気ゲーと評価されるクリエイターとは言え、
須田がゲーム性にこだわる可能性は低いと思ったが
自分がプレイした須田ゲーの中ではアクション部分は一番マシ良い。
モッサリ感は感じないし、だからと言ってカクカクな挙動でもないから
爽快感ともまた違う、剣舞のような妙な気持ち良さがある。

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通常攻撃以外にも、打撃、ガード、回避等々、
複数の行動が瞬時に出せるようになっている。
(いたって普通だが、以前の須田ゲーでは考えられない)
ガード崩しのジャストガードはよくあるシステムだが、
スレスレの回避から繰り出すドッジバーストはかなり爽快。

ダッシュと回避を駆使しなければフルボッコにされるため、
連打で押し切れるようなシステムではないし、
一撃必殺のアドレナリンバーストがまた良いアクセントになってる。
QTEが入る部分もあるけど、それほどくどくはない。
上手く表現できないけど戦闘も工夫次第でかなり楽しめそうだ。

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気になるのは回転斬りが産発なことかな。
最後の段まで当てるまでに、大抵は防がれてコンボが途切れる。
むしろ途中でモンドが後方によれるから相手に当たらなかったり。
見た目もなんだか砲丸投げ中の室伏みたいになってしまってる。
最後のスローモーションのクラッシュダウンまで繋がれば…!!
敵に当たってんだか外れてんだかハッキリしない左腕の機能も微妙。

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そしてコスケベな自分が期待していたジゴロミッションだが、
お粗末なミニゲームをだらだらやらされて、
ポイントがたまったらプレゼントの渡し合いの繰り返し。
その上、キラー7ばりのトゥーンレンダリングは
間近で見ると不自然な立体絵という印象しかしないな。

服を着ている分には普通にエロいんだが、
露出度が高くなりカメラのズームが近くなると、
肌ののっぺり感が際立ち正直微妙。
服を脱ぐとガッカリとか微妙なAVかよ、勘弁してくれ。
キラー7のカエデがエロいと思う人は大丈夫だと思う(ハードル高ぇ)

大体、芸者の小春やナタリアとか誰なの?
そもそもモンドガールっていうくらいだから、
シナリオに絡まないと駄目なんじゃないか?
そこはミカやヴィヴィアンのポジションじゃないのか??

スカーレットミッションは単なるチャレンジモードなだけで、
このゲームは普通にシナリオ無しのミッションは用意されてるし、
いや、むしろそういうのをスカーレットに求めてないというか…
報酬はプレミアムエディション(つか、通常版出ないだろ)に
最初から付いてくるエロ眼鏡を渡されたりで
本気で何をしたいのか分からない。
ジゴロミッションの理由から別にもうどうでもよくなったが…

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そんで最後にDLCの設定集を閲覧すると、モンドは記憶喪失で、
冒頭にモンドに斬られたデーモン(小暮ではない)はモンドの前任者。
ワイアーズという怪物と戦ってるうちに自らも闇に取り込まれ、
ワイアーズ化したところをモンドに処刑された、、、と。

ようするに死の間際のモンドへの意味深な言葉は、
自分のように怪物化するから気をつけろという忠告だったんだろう。
この前任者デーモンが、いかにも只者じゃない凄みがあるので
序盤で死んでしまうのは勿体無い感があるが、それが須田ゲーか…
うぅ、、、露出狂の変態よりこっちをメインに…
まぁ良い意味でのキャラの使い捨て感はある。

クリア後にゲームを初めからやると新たな発見があったり。
ミッション1のモンドは実は○○○○○だったんだなぁとか。
その○○○○○は所長と旧知の仲だなとか。
ただ、エンディングは意味不明で、もう擁護のしようがない。

大ザッパだが、モンドが新たな月の支配者になったために、
処刑依頼を出されたことしかわからない。
月とか地球とか、会話が抽象的すぎて日本語でぉkレベル。
プレイヤー置いてけぼりというか俺がワイアーズ化しそうだった。
この辺りはユーザーの想像に任せるということか。
キラー7はそういうキャラの相関や伏線はちゃんと回収してたんだが。
こういう投げっぷりも須田らしいと言えばそれまでか…

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まぁ大なり小なり、意味不明難解なシナリオで
毎回突き放してるんだから、
須田ゲーだと知って買う人はどんどん少なくなるよそりゃ。
今のご時世に、こんな好き放題やってるオ○ニーゲームを
作れる制作者って他に居ないんじゃないだろうか。

でも個人的に思うのはゲームとしては決して良作とは言えないけど
相変わらず一般受けに走らないで、
保守的な匂いを感じさせない内容は嫌いじゃないな。
後はミカが主人公の続編が出ればそれで良いと思うよ…(´・ω・`)

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
3
3
3
60
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)