子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

MotorStorm2

2013.02.17 (Sun)
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アクションレーシングのスリル、ゲーム性とリアリティが融合した、
完成度の名高いオフロードレーシングゲームの第2弾。
モトクロスのような起伏の激しい障害物だらけのコースは無論、
ジャングルや溶岩地帯など、現実離れした豪快なレースが楽しめる。
各々のコースにコンセプトがあり、幾通りもあるルート、抜け道、
見栄えも良ければ質も高い、壮大な風景や時間の移り変わりを
上手く表現したグラフィックは一見の価値あり。

次世代ハードの性能を生かしたHavokの物理演算からなる、
飛び散る破片、迫力のクラッシュ、泥跳ねや障害物のなど、
細かい演出がプレイヤーを架空のレースに入り込ませる。
ちょっとした段差にぶつかって理不尽なクラッシュをすることもあるが、
何度もリスタートして何時間も熱中してしまう面白さがある。
ジャンプの爽快感や跳躍感はストレス解消にうってつけ。

CPUも優秀で、とても人間臭い動きをしてくれるので、
順位より明らかにクラッシュを優先している敵車がいたりと、
オンで人と対戦してるような錯覚をしてしまうほど。
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<タグ>モーターストーム2 レビュー
画像は体当たりしてきたCPUのダセぇ車と吹き飛ぶ華麗に舞う俺。
まるで短気な子供とプレイしているように
ムキになって攻撃を仕掛けてきたり、
前方で数台の車両が入り乱れてクラッシュしていたりと
プレイヤーを楽しませてくれる作りとなっている。

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クラッシュした時や、障害物に衝突した時のスローモーションから、
バーンアウトシリーズに似た印象を受ける。
そして吹き飛ぶレーサーを見るのは最初はバカゲーっぽくて楽しいが、
本気の時やゴール直前で挿入された時の怒りと苛立ちは相当のもの。
さらに、さっさとボタンを押してレースを再開しないと
時間はどんどん過ぎていくのであまり眺める機会は無いかな~。

個人的に2はキャッチアップ仕様ではない点が良い。
キャッチアップとは後方ほどブーストが沢山使えるようになる仕様で、
これによりプレイヤーの腕に応じて
CPU車両が速くなったり遅くなったり強さに補正が付くこと。
ちなみにマリオカートなんかはアイテム補正以外にもシリーズごとに、
このキャッチアップに似たCPUバランスが分かれており、
SFC版のマリオカートはCPUの強さ補正無し、
マリオカート64はCPUの強さ補正有りだったりする。
(勿論、俺はSFC版の方が好き)

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車種のバリエーションが豊富で、バイク、バギー、ビッグリグ等々。
なお、レースゲームによくあるWRCカーはほんの一部であり、
このゲームがいかにカオスな内容なのか分かって頂けると思う。
バイクは加速と小回りが効く反面、軽い当たり判定でも吹き飛ばされ、
ビッグリグやモンスタートラックは敵車両が怖くない分、
地形の障害物による影響を受けやすく操作の癖が強い。

コツとしてはまずは一度もクラッシュせずに完走できるようにする。
そしてブーストはとりあえず封印しておく。
最初はストレートでブーストぶっ放してコーナーで派手にクラッシュって
パターンが多かったからなぁ、使い方を間違ってたんだなw
ブーストは姿勢制御とコーナー出口で指向性の精度を上げるのに
有効な滑り止めに使った方が速い。
コーナーではアクセル止めたりブレーキかけたりした方が
クラッシュするよりも当然、結果的には速くなる。

安全運転できるようになると世界が変わる。
ステアリングレスポンスが鈍めにされてるので早め早めに切り始め、
なおかつ、アウトインアウト基本で極力姿勢を傾けずに走る工夫をする。
コーナーや車種によってはインベタ(常にコーナーを最も内側で曲がる)で
一気に向き変えた方が速い場所がたくさんあるし、
すぐ後ろに敵車がいる状況が多いゲームだから尚更。

ちなみにL1、R1でのタックル攻撃を相手にかましても、
大抵自分のバランスが崩れるだけだから封印してたが、
むしろコーナリングで役に立ったりする。
ジャンプ中以外なら、一切滑らずに向きだけ変わるから
どう考えてもブレーキして抜けるしかない状況のコーナーでも
うまくタックル発動させることでスピード落とさずに抜けられたり。

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…と偉そうなことをクドクド語ったものの、
実は自分は、やはりと言うかビッグリグが乗りこなせない。
上り坂に意識してブースト使うようにしてるけど、
そこまで温存しようと走ってたら置いてけぼりくらってしまう。
ただ、タイムアタックの最速はほとんどビッグリグなんよな。
俺には彼らの速さの秘訣が理解できんが、
乗りこなしてる人達を見てると、ほんと憧れるわ。

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一部のファンが持ち上げただけのレーシングゲームが多い中、
完成度の高さは明らかで、コースレイアウトも良く出来ているし、
下手なリアル思考のレーシングゲームより、リアリティに溢れている。
グラフィックや音楽もクオリティが高く、走っているだけでも楽しめる。
ただ、あまりレーシングゲームに遊び慣れていない人や、
接待プレイに使える難易度ではない(個人的に)ことを考えると
やはりマニアックな部類に映ってしまう感は否めない。
ソニーのレーシングゲーム全般に言えるが、システム上、
マリオカートのような万人向けにするのは意外と難しいのかもしれない。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
5
3
4
4
5
87
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)