子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

WipEout3

2012.11.18 (Sun)
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ワイプアウトは未来を舞台に地表から浮遊して走行する、
反重力マシンAG(アンチグラビティ)によるレーシングゲーム。
内容はまさに、F-ZEROにマリオカートのルールを持ち込んだもの。
とは言え、二番煎じ感は無く、
良い組み合わせに気づいたな~という印象。
ダメージと順位の両方を気にしなくちゃいけないのが
戦略性を効果的に高めている。

ACでナムコがウィニングランという、
初のフルポリゴンレースゲームを出して、
ゲームの世界が2Dから3Dの世界へと進んでいこうとしていた時代。
得てして、ゲームハードの新機能をそのままゲームの面白さとして
いきなり打ち出すのは難しいもので、操作性と難易度で賛否が分かれた。
個人的に1はコースは狭いし敵車が幅寄せしてくるし
ぶつかると思いっきり減速しながら跳ね返るしでストレスたまりまくり。
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<タグ>ワイプアウト3 レビュー
しかし、XLから技術的なものに加えて、ゲームバランスも調整された。
さらに圧倒的なスピード感ではXLをも凌駕。
当然、グラフィックは大幅にパワーアップしており美しい。
もっとも、走るというより飛んでいるわけで、
風景はあっという間に後ろに駆け抜けていくので
操作に慣れるまでは風景に見とれている暇など無いけど。

反重力レースというもの自体が非現実的だけど、
それが現実になったらどんなものかを疑似体験をさせてくれる。
例えばミサイルやボムで攻撃されるときの反動、
高いところから落下する時の重量感。
勿論、反重力で浮かんでいるわけだから、ドリフトは出来ないし、
車に比べるとどうしても挙動がリアルではないように感じてしまうのだが
それはゲームの特性として割り切って、
この高速なスピード感と浮遊感を味わってほしい。

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唯一にして致命的なのがストイック過ぎること。
ゲーム内容がレースと言うよりシミュレーターに近い。
1の時はレース後、ドライバーの変顔で笑わせてくれたが
本作は苦労して1位になっても、入賞圏外でゴールしても、
演出は皆無なので素っ気ない。
アリアル・テツオという女性ドライバーとかほんと神がかってた。
前作、本作ともに登場はロゴだけ、寂しすぎる…

また、スピードアップのアイテムや妨害アイテムは存在するが
マリオカートのような様々なギミックが用意されたコースは少なく
オマケのような追加ステージに存在するのみ。
この速さを追い求めるワイプアウトの面白さは
同じレースゲームといっても趣向が異なるんだよな。

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結局、レースゲームに求めるものは人によってそれぞれ違うと思う。
グランツーリスモのような実車系が好きな人もいれば、
マリオカートのようなパーティ系のものが好きな人もいるだろう。
最近ではその住み分けと言うか比率が色々試行錯誤されている。
面白いからって色んな要素を
組み合わせればいいってもんじゃないしな。
ちなみに俺はバカゲー要素のあるモーターストームとかも好きだな。
いつかそっちもレビューするわ。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
4
3
3
3
4
69
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)