子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

出撃!!乙女たちの戦場2 ~憂国を翔ける皇女のツバサ~

2012.10.10 (Wed)
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ギャルゲーかつ戦略SLGというシステムソフト・アルファーのお家芸。
本作は2なのだが、伏線など何の違和感も無くストーリーが始まり、
主人公も他のキャラ達と初対面なので
続編的な位置づけではなさそう。
つか、1の情報がかなり下に追いやられている!?
…どうやら1はエロゲーのようで、情報元が限られちゃうみたいね。

主人公の乃木庄一は親友にクーデターの濡れ衣を着せられたが、
軍上層部は軍人である庄一の親の顔を立て黙認。
庄一は極刑を免れたものの親友の裏切りと
親の七光りの不名誉から失意のままに退役する。
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その後はSAGEという民間軍事会社の支社に入社する。
過去の実績とクーデターの誤解を
看板した女性司令官の優に隊長に任命される。
復讐劇かと思いきやADVパートは結構ゆるく、
お約束だが軍事組織なのに女性がやたら多いww

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キャラで言えば、メインヒロインの一人であるエステルの妹、
アリスとマリナはストーリーに絡むのに、
戦闘させるにはDLC扱いで、アリスをDLしてしまうと
エステルルートの後半がおかしなことになる罠…
ちなみにアリスは戦闘機が得意で、マリナは戦闘車輌が得意。
海洋兵器が得意なエステルより俄然役に立つ(泣)
(画像はイベントであって、DLした時点で即使える)

それと公式HPのSAGEのサブキャラ陣には期待するな。
出撃セリフから察するに、どうも1からのゲストキャラのようで
「○○が仲間に加わりました」と表示されるだけのモブでしかない。
スパロポの2軍落ち脇キャラより酷い扱いだわ。
特にプライドとスロウスの立ち絵はエロ過ぎだから
イベントでも何かしらの形で見たかったね。

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代わりに陣営シナリオという、他勢力の話を読めるモードがある。
同じ戦況を別視点から見たり、ギャグテイストだったりと様々。
ホワイトファングのDQNと僕っ娘を仲間にしたかった。
J機関のシナリオはキノの旅のようなシビアさが良かったね。
シオリはシスの暗黒面に堕ちたキノのような感じで◎
本編で語られなかった政治と戦争による仕組みや
傭兵の生き方を描かれていて個人的には一番楽しめた。

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そしてSLGパートは意外と良く出来てるね。
評価はどうあれ、大戦略シリーズを受け継いだだけのことはある。
兵科ごとに三すくみの優劣が存在している。
攻撃適正や燃料の概念もあり、なんとなくのプレイはまず不可能。
似たようなジャンルであるサクラ大戦に
馴染んだプレイヤーには厳しい気がする。

キャラごとに得意な兵科やスキルがあり、戦うごとにレベルアップ。
それにより、命中率と回避率が上がる。
信長や三國志シリーズ、ギレンの野望と違って
CPUが資金面でイカサマもしないので、
「あ、いよいよ資金が尽きたなw」と、敵軍の弱体化も体感できる。

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ただ、自軍の他に同盟軍、中立軍、敵軍が存在するんだが、
これら全てが一つのマップに存在するので戦いが長期化する。
広大なマップに全軍が入り乱れて戦うことになる。
有名どころではFE聖戦の系譜に近い。
ただ、聖戦の系譜はイベントの区切りで新勢力が現れるが
本作は始めから全ての軍が登場し、
最終的には8勢力も参戦するシナリオもorz…

まぁ聖戦の系譜とは違って、戦いは数だよ的な作りなので
無双は到底できず、序盤は一進一退の戦いになるが、
長距離間接攻撃できる兵器を生産できるようになれば
被害を受けずに掃討戦に移ることも可能。
て言うか、海戦で戦艦や潜水艦を作らざる得ない展開を除けば、
いくら撃墜されても金欠になることはないだろう。
(勿論戦闘後の評価は落ちるが)

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そして戦闘グラフィックには期待しない方が良い。
PS1レベルで、動きもガタガタっつーか、ほとんど動かない。
まぁ敵味方が同時に攻撃する展開は好きだけどな。
中盤になると、自機に有利な間接攻撃主体の戦略が増えるけど、
俺は相討ちとかに燃えるタイプ。

総評すると、ヒロイン達とのイベントの少なさから、
ギャルゲー的には弱い気がするけど、
フリーミッションで好きなだけ鍛えられ資金を確保出来たり、
クリア後はレベルや資金、兵器の引き継ぎは出来るなど、
戦略SLGとしては色々と細かい設定が多くて楽しめると思う。
それとPSP版はSLGパート中にフリーズするバグがあるようなので
PS3版を買ったんだけど、こっちは一度もフリーズしなかったな。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
2
4
3
4
3
64
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)