子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

ラングリッサーII

2012.07.18 (Wed)
lang200.jpg

伝説の聖剣ラングリッサーと魔剣アルハザード、
2つの秘剣を廻るドラマを描くSLGの第2弾。
ドラマチックが止まらない。
ラングリッサーシリーズの中では一番好きな作品で、
SFC版のデアとPS版の2を合わせて5周以上したと思う。
今回も1のレビューに続き、移植版であるPS版の1&2でのレビュー。

前作の主人公バルディア王子レディンは多くの仲間の力を借り、
野心に燃えるダルシス帝国を打倒、
また聖剣の封印を破り復活した闇の軍勢も倒し聖剣を再び封印した。
そして時は流れ、バルディア王国は既に無く、
ラングリッサーも既に伝説となっていた頃、各地で起こる紛争の最中、
レイガルド帝国皇帝ベルンハルトはアルハザードを手に入れ、
その隠された力を解放し、大陸各地に侵攻を開始した。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
lang201.jpg
<タグ>デアラングリッサー2 レビュー
プレイヤーは主人公エルウィンとなって、
滞在していた村の巫女リアナの護衛を引き受けたことから
光輝の軍勢、レイガルド帝国、闇の軍勢と対峙していき、
どの勢力に協力するかはプレイヤーの選択肢次第で
全ての勢力を敵に回して覇王になることまで出来る。
この選択肢の自由度はメガテンに通じるものがあり、
ちゃんと物語に様々な伏線を引いているので奥が深いし、
終盤で思わぬ展開に物語が進んでいくので面白い。

敵を全滅させるオーソドックスなものから、
NPCを守りきるもの、一定のエリアに到達して戦線を離脱するもの、
果ては敵より先に重要アイテムを手に入れることが
勝利条件のステージもある多彩ぶり。
こういう色々な勝利条件を満たす為、
属性を考えて兵を動かして敵と戦って行く戦略性の高さも魅力。

lang202.jpg

このシリーズの独自のシステムが指揮官の統制による傭兵システム。
主人公を含めた数人の指揮官は
各々に自分の配下として最大6部隊の傭兵を雇える。
傭兵達は指揮官の持つ指揮範囲と呼ばれる範囲じゃないと
補正値による能力の上昇の恩恵を受けることができない。
傭兵は指揮官の指揮範囲で戦うことで攻撃と防御に修正値が加わり
隣接状態で次ターンを迎えれば回復もできる。
むしろ指揮範囲外で戦わせるのは無謀ってくらい影響力が強い。

lang203.jpg

指揮官、傭兵ともに属性と相性があり、
「歩兵>槍兵、槍兵>騎兵、騎兵>歩兵」という3すくみが基本。
さらに飛兵や海兵、ファンタジー世界特有のモンスター属性など
それらを考えて兵を雇用し配置するため
戦術だけではなく戦略も楽しめる。

またユニットのHPは総じて最大10固定。
それぞれ強いか弱いかっていうのは防御力と上記の属性によるもので、
DFが低ければのあっという間に一撃でやられるし、
DFが高いユニットだったらどんなに攻撃しても10から下がらなかったり。
また魔防も存在するため、DFが高いからといって前線に置くと
敵の魔法により瞬く間に蒸発する場合もある。
脳筋っぽいユニットは特に注意。

lang204.jpg

やはり本作一番の魅力はシナリオ分岐により、
自分の所属する軍の人物達の内面を知り得ること。
光輝の軍勢と帝国どちらも守るべきものがあり、
ベクトルは違えど平和を目指す信念があり、
自分達の力で新しい時代を開こうとしている。
どちらが正義でどちらが悪か一概には言えない現状に
当時、勧善懲悪なゲームしかプレイしていなかった、
中学生の自分には衝撃的ですらあった。

lang205.jpg

ジェシカの元弟子で彼女を裏切り、帝国の参謀となったエグベルト。
「全ての魔法を極めた天才」とあるが、
使える魔法はわりとスッカスカという謎設定。
しかも仲間になりレベル補正の行われるステージでは
撤退数に1追加される致命的なバグもあるため
面セレクトでシナリオ41を回避しなければならない困ったキャラ。
つか、画像の4行目おかしいだろ、しっかりしてくれ!!
でもエグベルトって、最初の冷酷無比な印象が反転されるほど
マジで熱くて良いキャラなんですよ。
光輝の軍勢ルートでの最後のセリフから、
実は誰よりも平和を望んだ人なんじゃないかなって思った。
ちなみに本作で一番好きなキャラは…

lang206.jpg

( ゚∀゚)o彡゜尻姫!尻姫!

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
4
5
5
86
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)