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THE ゾンビV.S.救急車

2016.09.14 (Wed)
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もはや「THE」が不要と思われるSIMPLEシリーズの出落ちゲーム。
本作の舞台は急激的な発展を見せる新興都市セントラルシティ。
この都市にある病院に勤める研修医の主人公と、
女医のスージーが地下で調べ物をしていた時に地震が発生。
しばらくして街が静かになったことを不審に思って外を眺めると、
住民がゾンビになり街に溢れ返っていた。
主人公は残されてしまった生存者を救出するため、
救急車に乗り込むのだった。

このように、人生が変わるきっかけは様々だ。
自分で行動した結果変わることもあれば、その逆、
向こうからやってくることもある。
そのきっかけは大なり小なり様々だ。
例えば、道の端に生えた可憐な花を見かけたとか、
遅刻して急いでいたら壁際で美少女とぶつかったとか、
救助活動するつもりがゾンビを轢いていたとか。
つまるところ、自分でも思いもよらないことが、
人生のきっかけになったりする。

基本的に病院で車両を選び、ゾンビを轢きながら生存者を見つけだし、
病院に連れ帰ることを繰り返す非常に単調な潔い内容で
クレイジータクシーに近いジャンルだろうか。
チュートリアルは無いが、スージーの説明で大方理解できるだろう。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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敵の攻撃で救急車の耐久度が0になるか、
時間経過で病院の士気ゲージが0になるとゲームオーバー。
ゾンビを連続で倒すコンボを決めれば士気ゲージは回復するが、
意外と士気の減りが速く、序盤はあまり遠出ができないため、
近くの生存者をチマチマ捜す作業になりがち。
生存者もゾンビも出現場所はほぼ一定なので、
士気回復のために毎回同じ場所を巡回する展開に陥りがち。
結局はミッションとかそういう要素が皆無なので、
「バイトの募集に電話せよ!」「面接に向かえ!」などは楽しめない。
フラフラほっつき歩いているニートを厚生労働省の職員が捕まえる、
ニートV.S.厚生省の発売希望。

救助した生存者に応じて、違った恩恵が受けられる。
一般人の男女と警察官の士気回復を基本として、
士気の最大値を高めてくれる軍人や、
車両やパーツを開発してくれる整備士が存在する。
彼らはその人数に応じて救急車のエンジンやバンパーといった
強化パーツを開発することができるのだが、この開発できるパーツが、
ブレード付きバンパーとかドリル付きホイールとか、
明らかに怪しいパーツも含まれており、
救急車を地球防衛軍の戦闘車両のような
トンデモ兵器にカスタマイズできたりもするw

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そして生存者を10人救助するごとに
政治家と呼ばれる特殊な生存者が出現する。
この政治家を3人救助すると
「もうこのエリアに重要な生存者はいないから
別のエリアにいる政治家を助けてくれたまえ」と言われ(偏見)
直後に外に出るとエリアボスとの戦闘が発生し、
これを倒せば封鎖されている次のエリアに進めるようになる。

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いかにゾンビの密集地を効率良く走ってコンボを繋げながら
「グッド!」とか「グゥレイトォ!」とか
誰か(同乗しているスージー?)のかけ声に爽快感を求めるゲーム。
ただ、ゾンビを倒すこと自体は楽しいものの、
そのゾンビにあまりハングリー精神を感じられないのが残念。
轢き飛ばしたゾンビの上半身が車に乗っかって攻撃してきたり、
群れの中で停車すれば襲ってはくるものの、
基本的に走っている車両にはほぼ無力で逃げてるようなのもいる…

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更に人命救助そっちのけで攻めに特化した車両がTHE戦車から参戦。
その鋼鉄の巨体の前では、ゾンビなどただの死体同然。
主砲も発射でき、弾数制限と言うケチな物も無く撃ち放題。
相変わらずのホバー仕様のために意外と小回りは効くが、
スピードは最低レベルのために、
車内にいる生存者がゾンビ化する危険性も孕む鋼鉄の棺桶。
装備交換も不可能なため、完全にロマン車両となっている。
むしろ戦車がロマンだ。
戦車道は、人生の大切なすべての事がつまってるんだよ。
…ちなみに作中でSIMPLEシリーズの宣伝も行っております(´・ω・`)

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総評すると、SIMPLEシリーズには珍しく、
これより昔の洋ゲーをプレイしている気分になった。
ゾンビ映画のバタリアンなんかもそうだけど、
ホラー要素とバカ要素が若干ブレているような気がする。
個人的には体育会系の救急師がガンガン突き進むような、
バカゲー路線を押し通した方が良かったんじゃないかなと。
前述通り、ゾンビを轢いて撃退しながら人命を救助するのが、
大部分を占める作品であり、特に複雑化することは無く単調で
長時間プレイし続ける系統ではないと思う。
むしろ開始5分でつまらないと投げ出す人はいるだろうし、
エリアを跨いで病院に送る繰り返しに飽きる人も多いと思われるが、
自分は作業ゲーが嫌いじゃないので気にせず遊ぶことができた。
今でもたまにプレイしたくなる妙な魅力のある作品だったりするw

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
2
2
3
3
3
55
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)
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