子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

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深夜にプレイするファミコンの楽しさは異常

2016.07.30 (Sat)
休日は朝に眠るのが日課になっているんだけど、
これは夜更かしをしてずっと起きていると、
かなり気分が高揚して、嫌な気分に落込みがちな状態を
紛らわすことができるためだったりする。
夜に薄暗い部屋で、ひっそりとFCをプレイすると
得も言われぬ不思議な快感に見舞われ、酔いしれる今日この頃。
まるでこの世界に自分しか居ないような不思議な感覚に浸れる。
孤独とかじゃなくて、時空を飛び越える感覚と言うか、
懐古という輪廻を彷徨う、そんな時をかける中年。

個人的に思うFCの良さって容量の問題とかで
出来るだけシンプルに作ってたから
分かりやすくツボを突くゲームが多かったところだと思う。
そして自分のツボに合ったゲームを見出す新要素で溢れていた。
その後、似たような印象を受けたのはPS1の時だろうか。
この両者は雑なゲームも多かったけどオリジナリティに富んでいた。
何より自分のツボにハマるゲームを探すのが楽しかった。
そもそも子供の頃から友達が少ない俺にとっては
FCこそが画期的な遊び相手だったりする。

当然、年を重ねて舌の肥えた今となっては
FCなら何でも良いってわけにはならない。
世間で名作と評価されている物や、
自分が好きなゲームじゃないといけない。
俺がそうだから他も似た人もいるだろうという、
短絡的な思考はあまりすべきじゃないと思うが、
コンボイの謎やアトランチスの謎は危険。
「俺は一体何をやっているんだろう…」と我に返るゲームでは駄目。
FCは救済処置は愚か、むしろ攻略情報が必須だったり、
神経を逆撫でするストレスゲームが多いのも事実なので。

そもそもレトロゲームとはその人の年代によって機種が変わるわけだが
俺の中ではSFCもレトロゲームとなる。
しかし、SFCでもスクウェアのゲームのように
グラフィックが綺麗だったり、センスが良いのはNG。
下手すりゃPS1どころかDSのゲームより華やかだったりするから
レトロゲームをやってるって気にならない。
バハムートラグーンやルドラの秘宝はSFCのレベルじゃねぇよ。
古臭くなきゃダメなのぉ!

それと少し前に流行ったレトロ風のゲームなんて論外。
世界観や音楽がどことなく今風だったりする。
あんなの人で例えるなら、金持ちや芸能人が、
あえて貧乏人の節約生活をするようなもの。
だから根本にある物が嘘臭いし感動も糞も無い。
逆に弱小会社が「俺らもレトロゲームくらい作れますよw」的な
勘違いゲームが蔓延するってのもツラい。
レトロゲーム=フリーのスマホゲームではない。
俺のように天の邪鬼なレトロゲーマーの心境は厄介なのです。

今現在、FE外伝をプレイしているのだがこれが実に面白い。
リアルタイムでプレイしていないので思い出補正とかではない。
クリアしたら早速レビューをしようと思う。
そういや俺は好きなゲームなら時代を問わずにやっているから良いけど
たまに「未だにファミコンやってんの?」とか見かけたりするけど
経済的な理由でレトロゲームしかプレイできない人に
マジで失礼な話だと思うんだよね。
ゲーマーは時代やハードを選ばないんだよ、覚えとけ!!

…今回の記事が攻めなのは仕事でやらかして恥ずかしくて
お酒を飲みながら勢いで書いているからです。
まぁ人から見ると特殊な生き方をしていると気づいた今となっては
見てくれている人達がいるならこんな生活をブログで書いても
それなりに意味があるかなと思い始めている。
全国のひきこもりの皆、オラに外出力を分けてくれ!

真・女神転生if その2

2016.07.09 (Sat)
本作はキリスト教の七つの大罪をテーマにした、
魔界のダンジョンに配置されたリングを探索しに行くわけだが、
悪徳に対するハザマの考え方が上から目線で表現されているのが特徴。
酷い時は次から次へと苦難が押し寄せてくるが、
逆に不思議と必要な物が必要な時に与えられる。
だが、順調な時こそ気を引き締めなければならない。
与えられた物に対して、自分自身も
全身全霊を持って行動していかなければ、
それに見合った報いを受けるだろう(ハザマ口調で)
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>鈴木今日子 応援団恐怖性 高校中退
・傲慢界(ユミ、チャーリー、レイコ共通)
「自分に出来ないことは無いと考えるのは傲慢の極みだ。
自らの無力さを思い知るがいい…」
主人公達の傲慢さを砕くための界なのだが
敵は最弱でダンジョンも狭くほぼ一本道。
魔界人も親切なのでイマイチ意図を掴みかねたまま、
ボスであるヴィネ戦に突入。
ジオンガで即死、マハジオンガでパーティがほぼ壊滅状態と
プレイヤー(俺か)のプライドをへし折ってくれる。
ゲームバランスと言うか体感的に
飽食界や怠情界のボスより強く感じる。

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・飽食界(ユミ、チャーリー、レイコ共通)
「人間は欲が深い生き物だ。
飢えをしのぐに足る食物を得ても、なお物を食う」
回転床や一方通行の扉があるが、COMPのオートマッピングで
常時地図を見られるのでそれほど厄介ではない。
ここの主は1にも登場した高位の邪神オーカスだが、
これはハザマによって校長が変えられた姿。
界に研究所を作ってる大月を倒すと
体を小さくするミクロプラズマという、
実にタイムリーなアイテムが手に入るので、
それを使ってオーカスの食事に紛れて体内に侵入する。
オーカスの体内に寄生するボスキャラのパラサイトは
魔法に弱いので楽に倒せるだろう。

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・怠情界(ユミ、チャーリー、レイコ共通)
「人間も所詮は獣…すぐに怠け始める。
万物の霊長を名乗るにしては、あまりにお粗末だとは思わんかね」
リングを岩の中に隠しそれを掘り起こしたら現実に帰すというハザマ。
エンカウント率が鬼のダンジョンを終始歩かされる。
ある程度レベルが上がったらユニコーンでも仲魔にして
エストマで敵を回避したい。
ちなみに生徒達が掘った道は敵が出現しないので
ある程度、穴が深くなったらその場所をうろついて、
月が一周してからその先にいる生徒に話かけると良い。
ボス戦は何故か回避できるが(怠惰…)せっかくなので倒しておきたい。

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・嫉妬界(ユミ、レイコ共通)
「2人仲良く助け合い進んでいく、美しいことだ…
だが、そんな人間同士の結び付きが、どれほど脆く儚いものか
君達に思い知らせてやろう…」
突然、2人の前に謎の金髪男が現れ、パートナーに語りかける。
パートナーはキャラ崩壊気味に狂喜し、彼と共に去ってしまう。
ワープとダークゾーン、COMP使用不可の階層があるなど
ダンジョンの難易度が劇的に高くなっている。
敵も強くなっているが、ショップで買える銃が強力な上に
銃に弱い悪魔が多いので戦闘はそれほど苦戦しない。
て言うか、ケルベロス無双。
もしここまで主人公にガーディアンを付けなかった場合、
4階の左端の部屋にて最強武器であるヒノカグツチを入手できる。
ガーディアンが憑いている場合は上位3位でようやく入手できる。

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・憤怒界(チャーリーのみ)
「私に逆らう限り、彼女を解き放つわけにはいかん。
彼女を救いたければ、私の言うことを聞くのだ…」
ハザマに捕らわれたビッチを救うことに反対するチャーリー。
ユミ、レイコルートの嫉妬界に当たる憤怒界が
チャーリールートの最終ダンジョンになるので
経験値稼ぎになるような悪魔のレベルも低い。
憤怒界の悪魔のレベルは25~35程度しかないので
主人公達のレベルを50近くまで持っていくのはかなり厳しい。
更にチャーリールートでは最強武器である、
ヒノカグツチを入手出来ず、途中離脱するチャーリーの
レベル差を埋められずにハザマとの最終決戦を強いられる。
アキラ編とはまた違った意味で高難易度のシナリオとなっている。

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・貪欲界(ユミ、レイコ共通)
「数多くの戦いを勝ち抜いてきたからには勝利への飽くなき欲望と、
それを目指す手段としての限りない物欲があったに違いない。
だが、それが命取りになろう」
敵の強さがドラゴンボール並みにインフレ化。
パートナーがムドオンやハマオンが使えないと厳しい。
また、3階にある宝物を取った数に比例して
ボスであるチェフェイの強さが8段階まで変わる。
チェフェイはプレイヤーが宝箱を取る数が少ないと嘆き、
宝箱をたくさん取っていると皮肉を言い嘲笑う。
しかし、全ての宝箱を手にするとさすがに嫌悪感を露わにし、
次戦の大月の完成型が鼻クソに思える強さで襲いかかってくる。
撃破時の「ま、全く…救われん…」のセリフは色々な意味で深い…

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・色欲界?
…本作には何故か色欲界は存在しない。
もしかしてハザマは学校を色欲界と見なしているのだろうか?
その根拠に体育館で一番最初のボス戦が行われるのだが、
主人公の性別によってボスの姿も男性型と女性型に分かれる。
まぁこれはメガテンのサイトに書いてあったんだけど。
しかし現実、勉学やスポーツに勤しんでいたとしても
コイツらの思考の根本なんて一緒なのである。
当のハザマでさえビッチにフラれ、香山先生に拒否られている。
ちなみに俺の学生生活はと言うと、
入学式の時に星川真希という、何かとウザい同級生と出会い、
その後、生徒会長とか、文系ツンデレ少女とか、
サッカー少女とか、不良少女などに出会いながら順調に進んでいた。
運動会の100m走では十秒台のタイムを叩き出した。
途中、幼なじみの態度が豹変したりしたが、
特に問題のない平凡な学生生活だったと思う。
…ときメモ4は面白かったね。

実は自分が初めてプレイしたメガテンが本作で、
3DダンジョンRPGはFCのWizの2だったか3をプレイ済みだったんだけど
小学生の自分にはどうしようもないほど敷居と難易度が高く、
この手のジャンルに拒否反応を起こす事態になってしまった。
その後、中学生になるまでそれは続いたんだけど
本作を手に取り、プレイすることで見事克服(?)しました。
様々な準備をした上で学園を出発してダンジョンに潜り、
その成果を学園に持ち帰り、成果を活用して次のダンジョンに潜る。
1と2もプレイしたけど、ゲームの方向性はWizに近いと思う。
それと当然と言えば当然だが、
悪魔のグラフィックの豊富さやシステム面で秀でているので
(1は悪魔合体の自由度が無く、2は悪魔が全体的に弱体化している)
もし何かってオススメするなら本作が一番良いと思う。
個人的にメガテンシリーズはifと3が名作だと思っている。

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
4
5
5
86
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)

真・女神転生if その1

2016.07.09 (Sat)
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真・女神転生(以下、メガテン)シリーズの外伝的な作品で、
世界観としては、1とほぼ同時期。
前作、前々作のような世界を巻き込む壮大さは無いが、
後にペルソナシリーズに繋がる転機となった。
突然、魔界に落とされた学校を舞台に人と人との繋がりを描く「if」
魔神皇と自称する同級生のハザマによって
学校は魔界に落とされてしまう。
突如として起こった異常事態に校内は混乱していたが、
一部の生徒達はそれぞれの思惑を胸に学校から脱出しようとしていた。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>鈴木今日子 釜石 厚生病院
タイトル通り、本作にはいくつもの「もしも」のテーマで満ちている。
中でも最も際たるものが、パートナーに誰を選ぶか。
本作ではパートナーが選択でき、それによって目的が変わってくる。
ユミは学校に残された人達を救うために主人公に協力を求め、
チャーリーは自分達だけが助かるための利害関係となり、
レイコは事の発端となったハザマを阻止するように勧告する。
アキラは3人のパートナーと踏み込む魔界とは異なる、
高難易度の幽閉の塔をひたすら登っていく。
パートナー4人の人生観がプレイヤーの動向を左右する。
重要人物であるハザマについては後述。

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メガテンシリーズを通しての代表的なシステムの1つとして
戦闘中に悪魔と会話して交渉することができる。
敵である悪魔を仲魔(仲間)に引き込むのが主な目的だが、
戦闘を回避したり、不意打ちをしかけたり、
時には金品や情報を得ることもできる。
悪魔も見返りとして金銭や宝石などを要求してくるため、
適切な対応を取らないと、急襲されたり、怯えて逃走されたりする。
時には貰うだけ貰って逃走する狡猾な悪魔もいるので侮れない。
また、どんな悪魔でも仲魔にできるわけではなく、
主人公のレベルや悪魔の属性によって制限を受ける。

仲魔になった悪魔はマッカ(魔貨)で召喚し、
移動時にマグネタイトを消費することで
パーティメンバーとして操作することが可能となる。
仲魔は魔法が使えるほか、HPを消費して特技を使用できる。
ただ、レベルアップはせずに装備もできないので、
周囲の敵よりレベルが低いと、むしろ足手まといになる場合も。
魔法や特技もゲームの仕様上スカスカ外れるし、
火属性はブフ(氷結)に弱く、水属性はアギ(火炎)に弱いという、
攻撃する側が有利なゲームバランスのために燃費は悪い。
万能タイプが少ない中盤まではボス戦の補助要員って感じ。

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そしてもう1つの特徴的なシステムである悪魔合体。
邪教の館で任意の仲魔を2体または3体で合体させることで
全く別の新しい悪魔を作り出すことができる。
ただ、3では好きな魔法を自由に継承できたが、
本作では継承される魔法の優先順位が設定されており、
一番重要なカジャ系(味方全員の能力値の上昇)は最後となっている。
仲魔の継承枠は0~3で、強い悪魔は大抵0か1。
このため、種類の多い回復魔法が入ればまず枠は潰され、
更に継承タイプの一致による継承などはほとんど起こらないので
幸か不幸かパーティー内では回復魔法が溢れかえることに。

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本作独自の新要素としてはガーディアンシステム。
他のナンバリングでは主人公の死亡でゲームオーバーとなるが、
本作では主人公やパートナーが死亡すると
特定の悪魔がガーディアンとして守護霊のように憑依し、
すぐさま復活するシステムとなっている。
ガーディアンの能力値によってステータスは変化し、
パートナーは魔法を習得することができる。
習得できる魔法の数は決められており、
過去に覚えたものから順に消されていくので注意。

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憑依するガーディアンのレベルは
ガーディアンポイントによって決定される。
ポイントは倒した敵のレベルが高いほど多く貯まるが、
死ぬたびに初期値にリセットされる。
バーの色が赤の時は上位で黄色の時は下位となる。
ちなみに死亡し続けることで憑依する最低ランクのガーディアンは
耐久力だけが取り柄のゼリーマン。
タルンダを覚えるので序盤にパートナーに
憑けてもいいかもと思われるかもしれないが、その後がキツい。
俺は中学生の時にもプレイしていたんだが、
ガーディアンは常にこいつだった気がする(´・ω・`)

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ただの高校生には興味ありません。
…さてここからは魔神皇ハザマについてだが、
ハザマは容姿端麗で学力も優秀、女子生徒の中には慕う者もいる反面、
彼をよく知る同級生からは相当に気持ち悪がられている。
おそらく、遠巻きに見る分には魅力的な人間に見えるが、
いざ話してみるとガッカリなタイプの人間なのだろう。
高慢で選民意識が強く、他人を完全に見下し、
何の罪も無い人間を魔界に巻き込む悪質な性格の持ち主。
真っ白な学生服を着込み、魔界に自身の石像を立てる辺り、
自己主張も相当強いだろう。
いくら過去が不遇であってもここまで屈折するほどではない。
ひたすら高見を目指すアキラと構ってちゃんのハザマでは、
他人の感じる印象の悪さの意味が全く違ってくる。

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また、度々中ボスとして襲いかかってくる教師の大月だが、
彼は全ての現象は科学で証明できると豪語し、
霊的な存在を否定するが、
意外なことにハザマを魔神皇様と呼び崇拝している。
これはおそらくハザマを悪魔使いではなく、
現在の科学では解明できない技術を用いている、
天才科学者と認識しているのだろう。
ハザマも満更でもないようで、
相手にはしていないものの手を下したりもしていない。
ハザマの性格上、自分を認める相手なら誰でも良いのかもしれない。

ただ、彼らが悪役として魅力があるのは確かで、
後からこう書くのもなんだが、
ハザマも大月も嫌いじゃないどころか登場するのが楽しみだった。
これまでのメガテンは登場人物が何と言うか掴みどころが無く、
1のカオスヒーローと2のザイン以外は
イマイチ何を考えているのか分からない人物ばかりだった。
(これは実は人間ではない人物が多いことも一因と思われる)
本作は神や悪魔からの絶対的な選択や、宗教的な価値観を含めて
ストーリー全体がやたら壮大になっているわけではない。
逆を言うと設定から人物までとても分かりやすくて取っ付きやすい。
長くなったので一端ここで区切って、
次は七つの大罪を元にした本作の世界観について書いていきます。
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