子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

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アクトレイザー

2016.06.18 (Sat)
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魔王サタンとその僕である魔物達により人間が滅ぼされた世界で、
プレイヤーは神として人間が住める平和な世界を作るため魔物と戦う。
クックック、俺は神ってことだ、崇拝しろ愚民どもが!
早期より永久なる時の流れに身を投じた俺を!
…おっと、厨二病が発症した。
て言うか、これじゃ邪神だな。
本作は神となって土地に巣食う魔物を退治するACTパートと
人間が土地を開拓する手助けをするSLGパートに分かれる。
開拓する国は6ヶ国あり、その文化圏は様々。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>阿部晃也 試合結果 0勝9敗1分
ACTパートでは地上に残された英雄の像に神が乗り移り、
神自ら剣を振るって魔物を倒していくことになる。
操作性は、やや癖があり全体的にモッサリしている。
更に剣のリーチが異様に短かったり、
ジャンプは軌道を修正できなかったり、
当たり判定が妙にシビアだったりと相応の慣れが必要。
神様のくせに弱すぎるのは寝起きだからではなく、
サタンに力を封じられたからとのこと。

まぁ、昔はこれ位の難易度はわりと普通だったと言うか、
当時のロックマンシリーズや魔界村シリーズにも言えるが、
敵の嫌らしいポジション取りから押し出される、
トゲや落とし穴による一撃死はあるあるだった。

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ボスの動きと攻撃パターンは決まっているので、
最初はじっくり観察してから攻略パターンを練ると良い。
どうしても勝てない場合は、密着してゴリ押ししてしまおう。
魔法(特にオーラがオススメ)をぶっ放せば大ダメージを与えられる。
つか、ロックマンが距離取ってショット撃ってれば簡単に倒せそう。
天使の使う弓を借りてくれば良いのに。

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SLGに当たるクリエイションパートではプレイヤーは神として
人々が生活するための障害を「奇跡」を用いて取り除き、
彼らの悩みを解決して住みやすい土地にしていく。
また、魔物の巣から出現する魔物達は家屋を燃やしたり、
人々をさらっていこうとするので
天使を使って駆逐しながら町を広げていかなければならない。
魔物の巣を片付けるには、戦えるだけの人口を養い、
その場所まで町の発展を誘導すれば可能。
丁度、ポピュラスとシムシティの中間くらいのシステムだろうか。
人口を増やすことで神自身がレベルアップする上に、
人々からアイテムや魔法を献上されたり、
他の町が発展するきっかけになったりと、ゲーム進行が楽になる。

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魔物がいなくなって「もう神様に見守って頂かなくても大丈夫です」
とか言い始めた途端に病気に倒れて助けを求めてきたり、
住民同士のご近所トラブルを収めてほしいと懇願してきたり、
異教に信仰を仰ぎ始めて誰も拝みに来なくなったりと、
神様の苦労と人間の自由奔放っぷりも味わえる作品。

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単に取って付けたようなものではなく、
プレイヤーが神である設定を生かしたイベントの数々と、
ゲーム性と世界観にマッチしたシステムとゲームバランス。
説明書やチュートリアルを開いた瞬間、頭が痛くなるようなのや、
複雑怪奇なシステムのせいでレベル1ではなく、
レベル0からスタートさせるようなゲームは正直キツい。
まさに「卵が先か、ニワトリが先か」的なフレーズが思い浮かんだ。
哲学はよく分からんが非常に興味はある。
ニーチェの頭の中はどんな世界が広がっているのだろうか(知らねーよ)

古代祐三氏が手掛けたBGMも未だに評価が高く、
オーケストラ調の美しい音色は多くのファンを魅了した。
個人的に本作の曲で思い出すのは「すてきなおんがく」だろうか。
ゲーム内ではカサンドラの砂漠で死んだ男のために作られた曲で、
古代氏もCD発売時のインタビューで
「特別な思いで作った」と書かれていた。
フィルモアやノースウォールの戦闘曲も好きだ。

総評すると、誉めてばかりなのだが、それは演出に限った話で、
ACTパートは難易度が高めながらもスタンダードで、
SLGパートは繰り返し遊ぶには単純で作業感が強い。
SFC初期のゲームと考慮しても、広く浅くな作品だろうか。
当時、どこのゲームショップにも必ずと言っていいほど鎮座されており、
発売から数ヶ月して買ったと思うんだが値崩れが激しかったな。
他のゲームは8000円くらいだったのに、
本作だけは2000円くらいだったから、なんとなく購入した記憶がある。
そんで後日、SFCソフトを親に大量に捨てられ、
現在のは買い直した2本目だったりする。
…とまぁ、レトロゲームのレビューは単なる思い出語り。
これがこのブログのスタンスです。

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グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
4
4
3
3
66
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)

BAYONETTA

2016.06.01 (Wed)
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「スタイリッシュ・アクション」で名を馳せたDMCの製作者である、
神谷英樹氏の手がけた3D・ACTで、
こちらは「クライマックス・アクション」と銘打つ作品。
本作の主人公ベヨネッタは数百年前に天使と戦った魔女の一人で、
20年前に湖底の棺から復活したという経緯を持つ。
蘇ったベヨネッタは自分に魔女の力があるということと、
ビッチパフォーマンス以外、何も覚えていないどうしようも無い状態。
ヨーロッパの辺境ヴィグリッドを訪れたベヨネッタに
光と共に空から舞い降りた天使達は執拗な攻撃を繰り返す。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
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<タグ>ベヨネッタ レビュー
主人公ベヨネッタの基本スタイルは両手両足に銃を装備し、
銃撃と体術を同時に繰り出す全身これ武器の格闘術バレットアーツ。
その他にも刀や爪など、様々な武器を巧みに扱うことができる。
各ボタンにはパンチ、キック、特殊アクションが割り振られており、
それらの組み合わせで多種多様なコンボを生み出すことができる。
勿論、武器ごとにモーションが作られているので、
武器が変われば違ったアクションを楽しむことができる。

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本作の特徴であるウィッチタイムは、
敵の攻撃をギリギリで避けると発動し、画面が暗転。
一定時間周りの動きがスローになって一方的に攻撃できる。
主人公の回避能力も高いので比較的攻撃も避けやすく発動しやすい。
強敵もこのテクニックを使えば華麗に倒せると言うより、
謎解き要素にもこれを用いたものが多く、
ほぼ必須のシステムなので頻繁に狙っていきたい。

そしてコンボ中にダッヂオフセットという操作を入れ込めば、
コンボ中に敵の攻撃を回避してもコンボルートを継続でき、
最後まで出し切ることが可能。
この手のゲームはパンチとキックの組み合わせでコンボが発生するが、
長いコンボルートだと敵に邪魔されて、
最後まで出し切れないケースに陥りがちだった。
大抵、発生が早くコンパクトなものだけに攻撃方法が限られてしまう。
しかしこのベヨネッタでは、いつでも回避が可能で、
コンボの最後の方にはウィケッドウィーブという、
範囲と威力とコンボボーナスに優れた攻撃が出るので
最後まで出し切ることが重要な要素となってくる。

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魔力が一定以上溜まり消費することで拷問器具が出現し、
ドSとばかりに責め上げるトーチャーアタックはグロいのにユニーク。
そしてボス敵に対し、ここぞというクライマックスで繰り出す、
特徴的な黒い髪を触媒にした大魔獣召喚など、
魔力を膨大に消費する場面では服が脱げることから、
制作者である神谷英樹氏は「隠れエロス」と証している。
もしやムッツリスケベなのだろうか?
とにかく斬新なビジュアルの攻撃は見た目的にもインパクト大。

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また、BGMもよくある激しい曲調や壮大なオーケストラだけではなく、
大人の女性らしいオシャレな雰囲気の曲で、
なおかつ戦闘シーンとして違和感の無い状況を作り出しているのは
並大抵のアイディアではないな、と思った。
セガの往年の作品からも何曲か抜粋されており、
良い意味で悪ふざけなベヨネッタの世界観に取り入れられている。
エヴァでお馴染みの「Fly me to the moon」のアレンジ曲も良い。
天使が敵というコンセプトもエヴァに似ているけど、多分気のせいだ。

ライフと魔力の最大値を上げるアイテムは存在するが、
基本的にプレイヤーが学習して上手くなっていくタイプのゲーム。
何度も同じところで倒されてはうーんと唸りチャレンジして、
どうにか敵を倒せた時の感覚は嬉しいような悲しいような…
ライフと魔力の最大値を上げるアイテムは存在するが、
基本的にプレイヤーが学習して上手くなっていくタイプのゲーム。
ただ、神谷氏の作品は意外と親切設定なので、
攻撃と回避を自動で行うイージーモードとベリーイージーモードがあり
ACTが苦手な人でも楽しめる内容に仕上がっていると思う。

…とまぁ、まるで須田ゲーの完成型のような内容だが、
問題点が多いのも事実で、楽しませる気配りが足かせになっている。
本作にはレースとスペースハリアーなSTGステージが存在するが、
どこかセガエイジスのリメイクっぽい粗い作りの上に、
1チャプター丸ごと使っているので苦痛でしかなかった。
過去にDMCでも似たような失敗をしており、
この手のジャンルは苦手分野なのかもしれないが、
やりたいことは分かるだけに凄く勿体無く感じる。

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また、初見殺しのQTEが多いのも気になった。
ムービー画面に入り、戦闘終了だと思ったら、
画面下部にいきなりコマンド入力が表示され、
2、3秒ほどでいきなりゲームオーバー。
とにかく文章にするのが億劫なほど理不尽な展開が多く、
プレイヤーはジョジョのポルナレフの某状態になること受け合い。

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更にPS3版は箱版と比べて攻撃の当たり判定が微妙シビアになっていて
本作をどちらも持っている猛者の検証によると
PS3版のヒット率は激減してしまっているそうで
本作は単純に攻撃力だけではなくコンボやリザルトにも影響するため
PS3版の難易度は箱版より一回り難しいものとなっている。
横スクや縦スクのSTGや、骨のあるマニアックなACTで
瞬発力を高めたコアなゲーマーが多い箱版は優しく、
初心者から上級者まで様々な層のプレイヤーの多いPS3版の方が
難しく設定されるとは何とも皮肉なことだろうか。

総評すると、ベヨネッタの好き嫌いは勿論、ゲームに何を求めるか、
どこまで許容できるかで大きく評価が変わると思う。
PS3版も追加パッチによりHDDインストール機能が付けられ、
長く頻繁なロード時間は解決されている。
(勿論PS3がインターネットに接続出来るようにする必要がある)
まぁ上記の問題により、箱版にする方が無難だろうが、
今ならWiiUで発売されている2に1が同梱されているし、
何より事実上、ベヨネッタ2はWiiUでしかプレイできない現状なので
ここは、次に実を結ばせるためにもWiiU版の購入をオススメする。
…と、WiiUを持っていない俺が言ってみる(´・ω・`)

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
4
5
2
3
3
63
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)
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