子供心を忘れたくても忘れられないゲームオタクの日常

指定期間 の記事一覧

場面緘黙症の見える丘

2016.05.20 (Fri)
kanmoku.jpg

人は常に自分が基準だからそう感じるのか、
他人の話や相談サイトで様々な悩みを見聞きすると
「俺の方がよっぽど悲惨な境遇じゃね?」と思うことが多々ある。
そのつど、自分は相当酷い部類に入るんだなと再認識させられる。
「楽しかった学生時代に戻りたい」とかよくあるけど
異性の友達がいるどころか普通に恋愛していたり、
グループでカラオケや遊園地に行ったりなんかして、
そんな楽しい思い出があるだけマシだったんじゃね?
自分は糞みたいな学生時代しか無かったよ。

自分の青春は静かな嵐のようだった。
不安、恐怖、苦悩、混乱、期待と希望を圧倒する否定。
授業よりも休み時間の方が苦痛で、いつも寝たふりをしていた。
当時は厨二病という言葉は無かったが、
自己防衛本能だろうか、それを発症して、
自分は「孤独」なのではなく「孤高」なのだと思い込んでいた。

とにかく性急に生きる意味を知りたくて迷走していた。
どうすれば良かったのか考えてみても
俺の性格や能力では無理ゲーだったという結論に至る。
だから机の中にタイムマシンがあったとしても
過去に戻ってやり直そうとは思わない。
こういうことを書くと批判の対象になるかもしれないけど
ゲームばかりとは言え、今現在の方がよっぽどマシなんだよね。
まぁ、そう思える自分が少し悲しいんだけど…

例えどんなに過酷で困難な状況にあったり、
まともではない生活環境にあったとしても、
当人が幸せだと思えばそれは幸せだし、またそれとは逆に、
他人から見てどれほど恵まれたような人であったとしても、
当人が幸せではないと感じているのなら
それは間違いなく幸せではない。
結局、幸せというのは他人が決めるものではなくて、
いかなる状況であろうと自分の考え方や心の持ちよう次第で
幸せにも不幸にもなり得るのではないだろうか。

…とまぁ、多少関連させて俺の救いの無い人生を
覗き見した気分になれるような記事を書いて思ったが、
自分のブログを読み返すと、考察や鬱記事の後に、
テンションの高い悪ふざけのゲーム記事があったりするから
変な奴に思われているかもしれない。
でもまぁ今更だし、実際変な奴だからいいんだけど。
そもそも人生って平坦な道じゃないし、
理想の自分を演じ続けたらブログって続かない気がするのよね。

カルディナルアーク ~混沌の封札~

2016.05.13 (Fri)
carc00.jpg

IFのネバーランドシリーズを舞台とする、
独自の世界観から構成されたトレーディングカードゲーム。
第3世代に当たるスペクトラルソウルズの外伝的な作品である、
学園都市ヴァラノワールのスピンオフというマニアックなゲーム。
主人公のガラハドはヴァラノワールが初登場であり、
勇者志望だった賭け事の好きな青年。
その時の存在感や活躍度を例えると、ドラゴンボールでは天津飯、
北斗の拳ではアイン、聖闘士星矢ではアルデバランみたいな感じ…
そんな彼が抜擢されたのはカードバトル=賭けという概念だろうか。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
carc01.jpg
<タグ>カンニング 中島忠幸 妻子供
本作はボードゲーム型のターン制の陣取りSLGで、
プレイヤーはドミネーターと呼ばれるカード使いとなり、
対戦相手となるドミネーターを撃破するのが目的。
ドミネーターはシステム上はユニット扱いだが、
カードによって召喚されることはなく、最初からボード上に配置され、
デッキからスペクトラルカードを選択し戦局を有利に進めていく。

carc02.jpg

スペクトラルカードはユニット、スペル、ベースの3種類で、
30枚のカードを選択し、1つのデッキとして構成する。
ファンタジーでおなじみの職業や魔物からIFの定番ひよこ虫、
ネバーランドの世界観に準じるシンバやドウムの兵士なんてのもいる。
ユニットは能力値とスキルが設定されている主力となる存在。
スペルカードは対象ユニットに様々な効果を及ぼす。
ベースカードは広範囲にかけて自軍の援護を行う。

本作の最も重要なシステムであるコンクエストは、
カードの使用条件であるコスト制に該当する。
ユニットが移動するとそのシンボルカラー(青or赤)に土地は変色し、
そのドミネーターの支配地となり、その数の分だけコストを得られる。
例えば5マス支配していれば手持ちのコスト5以下のカードが使える。
更にコンクエストを増やしていけば、
コストが高く強いユニットを召喚できる。
ただ、ユニットをマップ上に維持するためのコストも必要なので
自分のコンクエストを敵に奪われてコストが足りなくなると
ユニットを消去しなくてはならない。
逆に敵の支配地を占領すれば一発逆転が狙えるという仕組み。

carc03.jpg

基本的にユニットの召喚は自軍ユニットの隣となるが、
敵の支配地ではない場合に限り、
ユニットの属性と土地が持つ属性が一致していると
どんなに離れていてもその場所に召喚することができる。
これを利用すると奇襲に使えたり、
コンクエストを飛躍的に増やすことができる。
更にユニットと支配地の属性が一致すれば、
その間のユニットのAPとDFは1ずつ上昇する。

carc04.jpg

戦闘モードではスペルカードを1枚使用することが可能で、
お互いの攻撃を行ってからダメージの計算に入る。
ただ「先制攻撃」のスキル持ちのユニットに限り、
相手のHPを0にできれば反撃を喰らうことなく勝利することができる。
ここら辺のシステム周りはカルドセプトと同じだな。

攻略だけど、上記のコンクエストの重要性から
移動力が高く、低コストのユニットを何枚か入れて土地を確保。
オススメとしては、毎ターンにコストボーナスが入る「盲信」、
倒された時にドミネーターのHPを回復させる「癒やしの宿命」、
AP4以上の攻撃を無効化する「大振りの見切り」などの
スキルを持つユニットを入れればかなり安定する。

carc05.jpg

そして「思いがけぬ来客」のスペルカードを3枚ほど入れる。
このカードは対象者の手札を5枚にする効果があるのだが、
本作は毎ターン1枚しかカードが補充できないので
戦闘が後半になると敵もこちらもコストはあり余るのに
ユニットを出せないという状況になりがちのため非常に重宝する。
しかもレアでも何でもないカードなんで入手も容易。

更に、ネバーランドの神々の力が宿る封神札というスペルカードに
自軍のユニットの移動力を1上げる「メルセドアの翼」や
2倍のソウルを得られる「イプシロンの加護」があるので、
この2枚をストックしておけば負けることはまず無いだろう。
てか、この2枚は序盤から中盤のイベントで手に入るんだけど
これほどチートなカードって、ラスボスが所持していたり、
クリア後の特典とか、そういうバランスだと思うのだが…

それを差し置いても、やはりCPUの思考の弱さがダイレクトに伝わる。
カルドセプトではネタカードなんて入れると明確な弱点になるが、
本作では半分くらい好みのカードにしても全然大丈夫。
好みのハーレムデッキで十分対応できる。
自由度は広がるけど他のTCGをプレイした人は物足りないだろうな。
それと声優はかなり微妙。
棒読みはデフォとして、シャイアはヘリウムを吸った人みたい。
この人達が誰なのか分からないけど社員と言われても驚かないレベル。

総評すると、IFのゲームにしては無難にまとまったと思う。
ヴァラノワールがとんでもないクソゲーだったので身構えてた。
さすがに神ゲーであるカルドセプトと比較するのはキツいが、
この手のジャンルに多いCPUにイカサマされてる感は無い。
また、キャラデザインを手がけている為重英子氏のイラストが秀逸で
これのおかげでカードを集める楽しさを見出せた。
さすがクリスティ・マークス似というだけのことはある(関係ない)
予断だが、物語の主軸に当たるスペクトラルソウルズや
その後を描いたブレイジングソウルズはそれなりに評価されていて、
俺も好きだったりするんだよねぇ、ネバーランドシリーズ。

carc06.jpg

はりつめた~弓の~ふるえる弦よ~…

carc07.jpg

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
3
3
3
60
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)

THE ロボットつくろうぜっ! ~激闘!ロボットファイト~

2016.05.05 (Thu)
SIMPLEシリーズは数多のジャンルを取り入れた力作や怪作が多く、
本作はロボット製作SLGで、アクション要素のあるロボットバトルと
学園生活を描くADVパートの3つから構成される。
舞台設定としては、現実にあるロボットコンテストや、
アニメのロボットバトルを合わせたような独特の世界観を持つ。
<タグ>ゲームレビュー 評価 攻略
robotuku00.jpg

主人公の草壁ケンは母親の七光りを傘に不良グループに参加する、
可愛い女の子と格闘ゲームが大好きな
お調子者の湘南九十九高等専門学校の3年生。
同じ学校に通う幼なじみの伊東アイから
廃部寸前のロボット研究部について相談される。
ケンはロボットには全く興味がなかったが、
ロボットバトルの大会「ROBO-X」の常勝校である、
聖サテラ学院のスーパー美少女、来宮アスカの存在知り、
彼女にお近づきになろうと意気込み、ロボット製作に参加する。

robotuku01.jpg

俺はこういう目指すべき目標が女性キャラとかは特に嫌いじゃない。
今も昔も多い、厨二病的なイケメンがラスボスとかより好き。
ファントムクラッシュのモナリザとかむしろ良かったしな。
基本的にキャラが皆立っており、女性陣だけでも
ツンデレ幼なじみと完璧お嬢様をメインとして、
小悪魔双子妹、元ヤンママ、巨乳お姉さん、天然女教師、
電波系アイドル、堅物眼鏡、ババア口調ロリ、ブラック綾波を網羅。
有名声優陣によるフルボイスで主人公のケンを神谷浩史氏が熱演!
アニメ風ムービーに主題歌まであり、
大手のギャルゲーのような豪華さを醸しだしている。

robotuku02.jpg

SLGパートは部員の1週間の行動を設定する。
ロボットのパーツの開発や修理や強化をしたり、
必殺技のプログラムを開発したり、
上記の技術レベルの経験値を得る勉強のコマンドがあり、
取れる行動は1人につき1種類のみ。
週末になると行動の成否の結果が報告される。

どのコマンドも当然お金がかかるので、
限られた部費の使い方も考慮しなくてはならない。
マッシュが強化に失敗した時の、
げっ歯類を思わせる悲鳴を聞くだけでストレスを感じ、
納豆のヤケ食いをしかねなかったので小まめなセーブが必要。
そういや昔、ロボットコンテストの番組で言ってたんだが、
制作費に10万円ほどかかるらしいな。
消耗品のギアやらなんやら、物によっては数個で1万円とか。
月13万円の部活動もあながち多いと思えなくなってきた…

robotuku03.jpg

製作するロボットは重量にして数キロ前後のもので、
S、M、Lの三段階のサイズが設定されている。
小さい方が俊敏性に優れ、大きい方が耐久力に優れる。
ボディ、アーム、レッグ、ヘッドの各パーツからなり、
部位ごとに細かいパラメータが設定されている。
耐久性や攻撃力は勿論、
重量や消費電力といった要素も重要になる。

同じサイズ間であればパーツの使いまわしが可能。
…とは言え、パーツの製作数と総数を見積もると、
思い通りのロボット(主に外見)を作るのは至難の業。
なんと本作はカラーエディットができないのだ。
ちょっとこれは致命的な問題だと思う…
更にロボットの名前に「ヴ」が付けられない。
今時のロボットものには必須だろう、厨二病的な意味で。
つか、デフォルトリネームには存在している…(´・ω・`)?

robotuku04.jpg

ロボットバトルはダサくてヘボいが逆にリアルさを感じて燃える。
リモートコントロールダンディや
ギガンティックドライブともまた違う、
アナログスティックをリモコンに見立てた操作は面白い。
動かすたびにウィーンウィーンと機械音がなるのもツボ。
メカフェチにはたまらない一品になるかも。

ただ、操作の慣れもあると思うが、
基本的に1周目は「可愛いがり」に遭うと思う。
相手のロボットがこちらの倍以上の性能とかザラなので。
だから殴り合いとか同じ戦い方をしていたらまず勝てない。
ロボットの防御力は、正面>側面>背面となっており、
後ろから攻撃するのが常套だが、敵はそんなことをお構いなしに
「触れられたら終わり」的な攻撃を繰り出してくるので結構シビア。
勝つためにはハメ技とか、リングアウトを狙う、そんな感じ。
とりあえず序盤は機動&駆動力の高いレッグを開発して、
敵が大技を出してきたらその隙に前進してグイグイ押し出す。
ゾンビアタック連打でリングアウトを狙うのあり(セコイ!)
慣れたら相手の後ろに回り込んで踏み込みダブルアッパーで。

robotuku05.jpg

ちなみにRスティックで全ての技をキャンセルできる。
ドロップキック中に空中に浮かんでいてもキャンセルできるww
昨今の格闘ゲームのでコンボ入力で例えると
「このタイミングですばやく入力しないとつながらない」
となるわけだけど本作のキャンセルは優先度高すぎ。
でもまぁこの技を使ってようやく勝てるようなロボットもいるし、
1周目に限って言えばバランスブレイカーってほどでもないかな。
一歩間違うと相手に攻撃が当たる前にキャンセルされるし。

また、バトルの勝敗によって部員のテンションが増減する。
つまり、勝敗が上記のSLGパートに関わってくるのだ。
しかも1度負けると、1勝した程度では
テンションを回復させることはできない。
負けてもゲーム自体は進行するが、
お金もテンションもロボットも底辺をさまよい続ける、
負のスパイラルに陥ることや、
ケンの「良い夢」パートが省かれるリスクを考えると
慎重にバトルに臨まなくてはならないだろう。

robotuku06.jpg

…つか、この手のキャラやノリを否定している奴ってなんなの?
ちょっとでもエロ要素が入ってると悪みたいに言いやがって…
深夜アニメや萌え系の漫画は大抵こんな感じだぞ。
(真人間はそんなもの見ません)

robotuku07.jpg

SIMPLEシリーズはアイディア勝負と言うか、
むしろアイディアしかないゲームも多かったりするが、
本作は地球防衛軍シリーズに並ぶ良作だと感じた。
基本的にはパーツを作って組み立てて試合して、
ADVパートを眺めるだけだが、単純明快でむしろ良い。
この単純さは当時、SIMPLEシリーズでしかできなかっただろう。
また、数多くのパロディ要素やメタ発言を楽しむゲームでもあり、
なんて言うか、全体的にロボノが好きな人にはオススメできるが、
それ以外の人にはオススメと言うか話題にするのもままならない、
ある種、そういう作品であることはご理解頂きたい…

グラフィック
音楽
システム
熱中度
満足度
総合評価
3
3
2
4
4
67
(※グラフィックと音楽の評価はハードにより異なります)
 | HOME |